「大山のぶ代さん安らかに…」日高のり子、古川登志夫、緒方恵美ら声優陣が続々／Ｘ追悼まとめ

大山のぶ代さん（2006年6月撮影）

テレビ朝日系アニメ「ドラえもん」でドラえもん役を演じた、声優で俳優の大山のぶ代さんが、老衰のため9月29日に死去した。声優たちがSNSを通じて偉大な先輩の死をしのんだ。

「タッチ」の浅倉南役で知られる日高のり子（62）は「すてきな先輩が旅立たれました」と書き出した。過去にTBSの音楽番組「うたばん」（96年10月～10年3月）で日高は「ドラえもん」大山さん、「ドラゴンボール」シリーズの孫悟空役を務める野沢雅子と3人で共演していた。「大山のぶ代さんとは残念ながらアフレコでご一緒する機会には恵まれなかったのですが、一度バラエティー番組で野沢雅子さんと3人で即興芝居をさせていただいたことがありました。ドラえもんと悟空のケンカを止める南ちゃん…いい思い出です。どうぞ安らかに…」と記した。

声優古川登志夫（78）は「偉大な大先達・大山のぶ代さんの訃報に接し、驚いています。大山のぶ代さんと初めてレギュラーでご一緒させていただいた作品は『無敵超人ザンボット3』、そして最後にご一緒させていただいた作品は映画『ドラえもんのび太のワンニャン時空伝』でした。謹んで哀悼の意を表します」としのんだ。

声優水島裕（68）は「大山のぶ代さんが亡くなられました。一度でも『ドラえもん』のスタジオで、ご一緒出来たことが良い思い出です。心からご冥福をお祈りいたします」と投稿した。

アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジ役などで知られる声優で歌手の緒方恵美（59）は「初めては『のび太の太陽王伝説』。隣に座らせて頂いた2日間。震えました。だからこそかけて頂いたお言葉が沁みてーーダンガンロンパで再会した時は既に病に罹られていらしたけれど、時折戻られる瞳の色に背筋が伸び、多くの学びを頂きました。感謝を捧げます。大山のぶ代さん。どうか、安らかに」とつづった。