元「アンジュルム」25歳田村芽実1日限定アイドル復帰「元カノに会う気持ちで来て」11・10
日刊スポーツ / 2024年10月12日 19時0分
アイドルグループ、スマイレージ(後にアンジュルム)を16年に卒業し、現在は歌手、女優として活動する田村芽実(25)が、8年ぶりに1日限定でアイドルに舞い戻る。11月10日、「かえってきたアイドルめいめい~一夜限りのスペシャルコンサート~」の昼夜2部2回公演を東京・イイノホールで開催する。現在、NHK連続テレビ小説「おむすび」に「リサポン」役で出演中の25歳が、アイドルへの思いとイベントへの意気込みについて語った。【高橋洋平】
◇ ◇ ◇
16年5月30日、田村は日本武道館で行われた「アンジュルムコンサートツアー2016春『九位一体』~田村芽実卒業スペシャル~」を最後にアイドルとしての活動を終えた。当時「めいめい」は高校2年生、17歳だった。
「アイドルで『女優を目指すため卒業します』と宣言した時は、このようなコンサートやるとはもう夢にも思っていませんでした」
イベント開催理由は2つあるという。
田村 ハロプロ時代から長く応援してくれている私のファンの方がたくさんいて。ずっと懲りずに応援してくれているので、アイドル時代の「めいめい」をまだ見たいと思ってくれてる方もいっぱいいるんじゃないかなって。あと「最近、ハロプロが好きになったのですが、『めいめい』にたどり着いた時には卒業してしまってました」というようなDMをいただくことがたまにあり。私は今アイドル活動していないので、そういった方たちが、「めいめい」を応援できるような場を設けられたら、喜んでもらえるんじゃないかなって思いました。
現在、ミュージカル女優としても活動中。アイドルとの共通点を見いだしていた。
田村 ミュージカルもアイドルも似てるなというか、共通する部分があると思っていて。例えば、日本って「アイドル文化」というか、「推し文化」が根強くあります。お芝居をしていても、何々くんのあそこのシーンが良かったとか、何々ちゃんのあの歌がかわいかったという感想を目にすることがあり、作品っていうものをフォーカスして見てもらえていないのかなって悩むこともあったんですけど、でも無条件にその存在をいとおしく思ったり、応援するという文化が日本人にはあるなぁと。それがステキだなと今は思っています。
「推し文化」を再び体感するのがもう1つの大きな開催理由だった。
田村 アイドルの時はそれこそが私自身の仕事だと認識していたので、それが当たり前に感じていたのですが、ちょっと離れると、その文化をいとおしく思って。この文化が好きで、「推し文化」というものを自分でも体感したいし、広めたいと。大変おこがましいですが…でも、その「推し」という存在があるっていうことでは、アイドルのファンの方もミュージカルファンの方たちも、垣根はないんじゃないかなと思うんです。異文化交流のような空間を私自身が作り、見てみたいという気持ちがあって、このコンサートを開催するに至りました。
田村の中での「アイドル論」が明確に確立されていた。
田村 1人1人が共鳴し合えるっていうのが「推し文化」だと感じているので、今はとてもその文化をいとおしく思います。誰しも何か胸に信じたいものがあるじゃないですか。生きてたら寂しいこともあるでしょうし、そういった時にこのアイドルがいてくれるから頑張れるとか、それが例えばスポーツ選手でも歌手の方でも、この人がいてくれるとか、この人の歌を聴くためにとか、この人のプレーを見るためにとか。自分の中で勇気を湧かしてくれる存在だったら、それはもうその人にとってアイドルだと思うので、それが文化になっているっていうのはとてもステキなことだと最近では思っています。アイドルという職業がちゃんと確立してるっていう日本の文化、今は好きです。
イベントでは約15曲を歌唱予定で、代表曲「オシャレ!」「私、ちょいとカワイイ裏番長」も熱唱する。お色直しの間に流す映像にもこだわる。現在、出演中の「おむすび」では橋本環奈(25)演じる主人公の米田結(よねだ・ゆい)の高校の同級生で隠れギャル、柚木理沙(リサポン)を熱演中。「おむすび」風のギャルメーク映像も登場するという。
田村 ちゃんと作り込んだコンサートになる予定なので、楽しみとプレッシャーが入り交じっている感じではあるんですけど、最近の普段の自分では表現できない部分を表現できるので楽しみです。やるとなったらやっぱり中途半端は嫌なので、全部の振りを完璧に覚えたりとか、ファンの方たちにもコールとかもできれば完璧に覚えてきてもらいたいです。
イベント当日への意気込みを語った。
田村 ずっと応援してきてくれるファンの方もいるんですけど、やっぱりあの人どこ行っちゃったのかなとか、何してるのかなとか、元気だったらいいなって思うようなファンの方とかも結構たくさんいて。今でも思い出すことがあるので、そういった方たちと再会できる場になったらいいなと思ってるんですよ。なので、まあなんかその“元カノ”に会う気持ちで来てくれたらいいなって思います。
アイドル時代のファンが今の田村を支えているという。
田村 私をこんなにSNSでフォローしてくれてる人がいるのに、何で全然コメントしてくれないんだろうみたいなこともあるんですよ。“元カノ”に会う気分でとかで構わないんです。私もアイドルを辞めた身なので全然構わない。アイドルとして元カノが復活するときは昔を懐かしんで来てみてね! という感じです。そうしたら私の成長した部分を見せられると思うので。普段、女優さんのお仕事をしてると、あんまりそのアイドルの醍醐味(だいごみ)である異性の方を意識したような表現もタブーとされることが結構あります。何かこういう表現ができるのもすごい楽しいです!
◆田村芽実(たむら・めいみ)1998年(平10)10月30日生まれ、群馬伊勢崎市出身。2011年、スマイレージ(後にアンジュルム)の中心メンバーとしてデビュー。16年に卒業後、ミュージカル女優へ。17年には舞台「minako-太陽になった歌姫-」で主演の本田美奈子.役を演じた。その後、「ウエスト・サイド・ストーリーSeason2」マリア役、「ヘアスプレー」アンバー役、「MEAN GIRLS」ジャニス役など主要な役を演じる。来年1月31日開幕のミュージカル「SIX」にアン・ブーリン役、同4月27日開幕のミュージカル「キンキーブーツ」ローレン役で出演。
この記事に関連するニュース
-
【おむすび】谷藤海咲「タマッチ」に「クール!」の声続出 〝キラー・アクトレス〟になれるか
東スポWEB / 2024年10月11日 13時15分
-
NHK「おむすび」出演「元ハロプロ」25歳女優がガン黒ギャルに激変!「メーク凄い」驚きの声
日刊スポーツ / 2024年10月10日 15時31分
-
『おむすび』元アイドルの“激変ぶり”が話題「衝撃的…」「想像以上のヤマンバギャル」
ORICON NEWS / 2024年10月10日 8時22分
-
朝ドラ「おむすび」博多ギャル連合(ハギャレン)メンバー4人が気になる 代表取締役社長・元アイドル…過去最大規模若手オーディション突破した期待の新星【プロフィール】
モデルプレス / 2024年10月5日 8時15分
-
ギャップすごっ!「おむすび」リサポンは「らんまん」佳代役の女優・田村芽実
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年10月3日 12時32分
ランキング
-
1《『古畑任三郎』では今までにない自分を》俳優・田村正和さんの知られざる晩年「もうやりきった…」77才で他界した2人の兄を語る弟・田村亮
NEWSポストセブン / 2024年10月12日 11時12分
-
2《あざと女王の森香澄アナ(29)ショック》「放送作家の実父」経営のラーメン店がオープン4カ月、『がっちりマンデー!!』放送直後に廃業の意外な理由
NEWSポストセブン / 2024年10月6日 11時15分
-
3「お笑いの日」客席から太田がサプライズ乱入!スタジオ騒然「吉本は倒産寸前です!」「は~い!」と大暴れ
スポニチアネックス / 2024年10月12日 15時50分
-
4「ドラえもん」大山のぶ代さんを追悼 4分間の名シーン集で感謝…懐かしの「ぼくドラえもん」も流れる
スポニチアネックス / 2024年10月12日 17時2分
-
5「ヤンキー感やばい」山本舞香、ド派手な金髪に大胆イメチェンで新MC番組に募る不安
週刊女性PRIME / 2024年10月12日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください