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【キングオブコント】ラブレターズ初Vに涙「粘りに粘って取った」出てみたい番組は「教育番組」

日刊スポーツ / 2024年10月12日 23時28分

「キングオブコント2024」で優勝を飾り笑顔を見せるラブレターズの塚本直毅(左)と溜口佑太朗(撮影・たえ見朱実)

コント日本一を決める「キングオブコント2024」(午後6時30分)が12日、TBS系で放送され、5度目の決勝挑戦となったラブレターズが優勝した。

17年目となる今年は史上最多となる3139組がエントリー。コンビ歴16年目での栄冠に、塚本直毅(39)と溜口佑太朗(39)は感無量の表情。トロフィーを掲げ、「よっしゃー!」と絶叫した。

丸刈りが特徴的な塚本は「まだ信じられはしないんですけど、粘りに粘って取ったものだと思うので胸張って活動していきたい」と笑顔を浮かべ、優勝会見を見守っていたマネジャーを見ると目を赤らめた。初めての決勝進出は13年前。コンビ暦は16年目だ。溜口は「負け続けていた人生だったので、こんなことがあるって自分でも信じていなかった。(予選中は)老害のようでした。早く抜けろよって感じだったので、一番最高の形で抜けることができた」と瞳を潤ませた。

所属事務所・ASH&Dコーポレーションの“師匠”大竹まことからは「優勝なんかできないんだから」と愛あるむちを入れられていたという。本番中もいたって謙虚。溜口は「ファイヤーサンダーが優勝するんだろうなって(笑い)自分たちに期待しないようにしていた」と明かした。優勝の反響は既に大きく、番組終了から数分で祝福が殺到。溜口の元には「さっきスマホを見たら(オードリー)春日さんから『おめでトゥース』って。ずっと気にかけてくれていた」と感謝した。

王者の冠はブレイクの取っかかりとなる。今後の展望について、塚本は「ずっと単独ライブをやってきたので全国をまわってみたりしたい」、溜口は「もっと、うちの事務所がフィーチャーされるような活動だったり、事務所で営業に行きたい。もっと事務所を見てもらいたい」と話した。出てみたい番組について問われた2人は「コントをやらせてもらえる機会があればネタ番組とかやらせていただきたい」「サイズ感的にEテレとかぴったり。子どもに怖さを与えないので。2人とも子どもがいるので子ども向けの番組とか…」と斬新な切り口だった。

ラブレターズはファーストステージを「光」のネタで475点をマークし、2位タイで通過。ファイナルステージは「YOUは何しに海岸へ?」のネタで472点を獲得し、合計947点を挙げ、ファイヤーサンダーとロングコートダディを退けた。今大会はファーストステージを1位通過したファイヤーサンダーと、同ステージで同率2位となったラブレターズとロングコートダディの2組が1点差という近年稀に見る僅差の戦いとなった。

今大会から審査員に新たに7代目王者の「シソンヌ」じろうが加入。昨年の審査員から活動休止中のダウンタウン松本人志が外れ、2代目王者の東京03飯塚悟志、5代目王者バイきんぐ小峠英二、4代目王者ロバート秋山竜次、10代目王者かまいたち山内健司は継続。審査員全員が歴代王者となった。決勝は以下10組の顔触れ。「コットン」「ラブレターズ」「隣人」「ロングコートダディ」「ニッポンの社長」「cacao」「シティホテル3号室」「ダンビラムーチョ」「ファイヤーサンダー」「や団」。

◆ラブレターズ 塚本直毅(39)と溜口佑太朗(39)のコンビ。09年に結成し16年目。ASH&Dコーポレーション所属。キングオブコント決勝は11年、14年、16年、23年に続き5度目。

◆歴代優勝者

2023年サルゴリラ

2022年ビスケットブラザーズ

2021年空気階段

2020年ジャルジャル

2019年どぶろっく

2018年ハナコ

2017年かまいたち

2016年ライス

2015年コロコロチキチキペッパーズ

2014年シソンヌ

2013年かもめんたる

2012年バイきんぐ

2011年ロバート

2010年キングオブコメディ

2009年東京03

2008年バッファロー吾郎

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