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【囲碁】井山裕太王座「湘南ひらつか囲碁まつり」初登場 指導碁、トークショーに大車輪

日刊スポーツ / 2024年10月13日 18時43分

第27回湘南ひらつか囲碁まつり1000面打ち大会初登場の井山裕太王座(左)は積極的に参加者との指導碁に参加する

国民栄誉賞棋士の井山裕太王座(碁聖・十段)が13日、神奈川県平塚市内で行われた第27回湘南ひらつか囲碁まつり1000面打ち大会に初めて参加した。

JR平塚駅前の目抜き通りにテーブルとイスを並べ、計500人の参加者が2回に分けて約85分ずつ行われる指導碁をこなしたほか、トークショーにもゲスト出演した。

日本棋院100周年記念企画の「トッププロが選ぶこの一手、歴史が彩る対局」と題したトークショーでは、まず上野梨紗女流棋聖の選んだ対局の聞き手を務めた。あまりに巧みに聞き手ぶりに、上野から「進行がうますぎる。分かりやすかったです。聞き手をしてもらってすごく貴重な2度とない機会でした」と言わせたほどだった。次いで、15年前の2009年(平21)に自身が初めて名人を獲得した、第34期名人戦7番勝負第2局について解説した。

この後、一力遼棋聖が9月の応氏杯で日本勢として19年ぶりに国際棋戦を制したことにも触れ、「国内の棋士が皆、自分も行けるという空気になっている。国による研究環境の差はない。追いつけるチャンス」と展望した。

注目の若手として一昨年の新人王戦で優勝した酒井佑規五段、福岡航太朗五段を挙げた。「実力的にトップ棋士に近い。そろそろ可能性がある」とした。司会の吉原由香里六段からの「井山さんを超えそうな若手はいますか?」の問いには、「いませんねぇ」と即答して周囲を笑わせた。

今回は対局の合間を縫って参加した。16日には4年連続10期目の獲得を目指して芝野虎丸名人の挑戦を受ける、第72期王座戦5番勝負第1局(東京都港区)が控えている。「まだまだやれるところを見せたい」と張り切っていた。

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