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総選挙初日に緊急入院発表のれいわ山本太郎代表が談話「失われた30年と人間の尊厳を取り戻す」

日刊スポーツ / 2024年10月15日 6時41分

れいわ新選組の山本太郎代表(2024年撮影)

れいわ新選組は、衆院選公示日の15日、山本太郎代表(49)が緊急入院したと発表した。

れいわは、この発表に先立ち、衆院選に臨む山本氏の代表談話を発表している。

山本氏は「『失われた30年』の原因は労働環境破壊と逆進性の強い消費税を不況下で何度も増税したことが大きい。消費税収は一部しか社会保障に回さず、大企業減税の穴埋めとなった」とした上で「国民の6人に1人が貧困、中小・零細の倒産件数が過去最多に届く勢いの現在を作る基礎に。この悪政を身体を張って止めなかった民主党など野党も同罪」と主張。「失われた30年と人間の尊厳を取り戻す。消費税は廃止、社会保険料減免、現金給付必要と戦っていく」と記し、持論の消費税廃止などの公約を訴えている。

山本氏の緊急入院を受け、れいわが15日午前、JR新宿駅南口で予定していた山本氏の第一声は中止となり、その後の街頭演説スケジュールについても未定としている。衆院選第一声について、山本氏に代わり、櫛渕万里共同代表が行うとしている。

山本氏は4日夜、テレビ朝日系「報道ステーション」で放送された与野党党首による討論会に生出演していた。このところは代表として連日、さまざまな討論会に出席し、党の業務もこなしていた。

山本氏が緊急入院した理由など、詳細については明かされていない。

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