若狭弁護士、J１町田の刑事告訴めぐり解説「三流選手」なら名誉毀損罪

若狭勝弁護士（2019年8月撮影）

衆院議員や東京地検特捜部副部長を務めた弁護士の若狭勝氏が16日、フジテレビ系「めざまし8」（月～金曜午前8時）に出演。サッカーJ1町田に向けた相次ぐSNSでの誹謗（ひぼう）中傷者に対し、どのような処罰が下されるのか解説した。クラブ側は15日に名誉毀損（きそん）罪、信用毀損罪で刑事告訴していた。

若狭弁護士は、「実刑に至る可能性はかなり少ない」とした上で「刑事裁判では犯罪を犯しても、初犯なら起訴猶予。次は罰金、次は懲役刑でも執行猶予がつく。次が実刑とステップは踏んでいく」と話した。

一般的な書き込みについても解説。「三流選手」と投稿したら名誉毀損罪、「きょうから夜道に気をつけろ」と投稿したら脅迫罪にあたる可能性とした。

町田に対しては、「存在が粗大ごみ」とか「犯罪者みたいな顔」などといった誹謗中傷が目立っていた。