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れいわ山本太郎氏「大丈夫」1日遅れの「衆院選第一声」で消費税廃止主張 緊急入院から現場復帰

日刊スポーツ / 2024年10月16日 19時37分

体調不良から選挙活動に復帰し、1日遅れで衆院選「第一声」を行うれいわ新選組の山本太郎代表(撮影・中山知子)

体調を崩して15日未明に緊急入院し、同日に公示された衆院選(27日投開票)初日の街頭活動をすべて中止したれいわ新選組の山本太郎代表(49)は16日、東京都江戸川区で街頭演説し、1日遅れの「衆院選第一声」を行った。

山本氏は15日、緊急入院したが、その後退院。自身のX(旧ツイッター)に、医師から「アナフィラキシーの疑い」と診断されたことを明かしていた。

「代表、体調は大丈夫ですか」と問われ「大丈夫です」と返した山本氏は、普段と変わらない声色で「非常に重要な局面だ。この国の未来がどうなるかの局面に立った選挙だ」と切り出した。「日本は先進国で唯一、30年不況が続く国。それは政治の失敗だ。社会にお金が回らなくなっている」と主張し、減税、社会保険料の減免、一時的な給付金の必要性を、持論の経済政策として主張。「国民の6人に1人が貧困になっているのに、自民党の国会議員の4分の1は数千万円の裏金をつくってもくびにならない」と、自民党派閥裏金事件をめぐる対応に不信感を示し「(れいわは)8人の国会議員8人、50人を超える地方議員が生まれるまでになったが、国会ではまだまだ小さな勢力だ」と述べ、支持を訴えた。

公約に掲げる消費税廃止に触れ「人気取りのためにやっているのではなく、そもそも人気取りにもならない。この国の経済復活や人々の生活の底上げには、何よりこの悪税を早くやめないといけない」と主張。「最初に言った時は国会の中でさんざんばかにされたが、今、マニフェストで減税を訴える政党が出ている。小さな勢力でも風穴は開けられるが、この選挙でさらに議席を増やさないといけない」とも訴えた。

れいわにとって事実上の「一枚看板」の山本氏。衆院選に向けてこのところ、党首討論やテレビ出演、党の候補者調整などに、連日追われていた。党勢拡大に向けて重視する衆院選の序盤で、体調を崩しながらもスピード復帰となったが、関係者の間では、疲労が蓄積しているのではないかと指摘する声も出ている。

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