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藤井聡太7冠、日本鉄道賞表彰式で鉄道発展への熱い思い語る 大賞はJR西日本の特急「やくも」

日刊スポーツ / 2024年10月16日 20時59分

藤井聡太7冠(24年10月撮影)

将棋の藤井聡太7冠(22)が16日、都内のホテルで行われた「第23回日本鉄道賞」の表彰式に選考委員として出席した。

式の冒頭、今回の選考の感想について、「一利用者、一ファンとして楽しんできた鉄道を違う視点から見ることができ、大変勉強にもなりました。今年の日本鉄道賞には新路線の開業や新型車両のデビューといった話題性の高いものから、安全性の向上や環境負荷の低減を目指す取り組み、鉄道の新たな活用方法を探る取り組みまで、いずれも鉄道の持つ価値や魅力を大きく引き出すもので、私自身悩みながらも、大変楽しく選考させていただきました」と語った。

また、「鉄道を通した地域の活性化の取り組みが多くあったことが印象的でした。鉄道が安全で快適な移動手段であるだけにとどまらず、乗車体験の価値や地域の持つ魅力を発信し、鉄道と地域がよい影響を与え合うことは、特に地方において鉄道が持つポテンシャルを最大限生かすことにつながるのではないかと感じました。一方、インフラの整備や安全性という点で、私自身、今回初めて知ることが多く、勉強になるとともに、こういった取り組みが鉄道の発展に寄与してきたと強く実感しました。技術革新が急速なペースで起こっています。今回ご応募いただいた以外にも、新しい技術がこれから生かしていくのか楽しみに注目したい。日本の鉄道がますます発展していくことを期待しております」とも語っていた。

この賞は「鉄道の日」の趣旨である鉄道への国民の理解と関心を深め、強力な支持を得ることと、鉄道の一層の発展を図ることを目的として、鉄道開業130周年の2002年(平14)に創設された。鉄道に関する施設整備・サービス・映画・楽曲・アート・写真集・テレビ番組などさまざまな取組の中から優れた取り組みが対象となる。

今回の大賞にはJR西日本の特急「やくも」が選ばれた。山陽エリアと山陰エリアを結び、沿線の文化や風景、自然と言った地域の資源と乗客をつないだ点が評価された。

また、特別賞として災害医療への鉄道の活用を提案した「Rail DiMe研究会」、JR九州の自動運転技術、宇都宮ライトレールの「芳賀・宇都宮LRT雷都(ライト)ライン」、東武鉄道の新型特急「スペーシアX」が選ばれた。

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