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美空ひばりさん像をいわき市に移転 石井ふく子さん「死に化粧をしたのは私。安らかなお顔で」

日刊スポーツ / 2024年10月17日 14時8分

福島・いわき市で行われた美空ひばりさん像の除幕式に参加した石井ふく子さん

1989年(平元)に52歳の若さで死去した国民的歌手・美空ひばりさんの等身大ブロンズ像が17日、京都から福島県いわき市塩屋埼の灯台下に移転されて除幕式が行われた。

テレビプロデューサー石井ふく子さん(98)は晩年のひばりさんが信頼する“心の友”だった。ひばりさんに頼まれて、長男でひばりプロダクション加藤和也社長(53)の後見人にもなった。

あいさつでは「今日はひばりさんが喜んでいると思います」。そして入院していたひばりさんに頼まれて、愛犬を病室に連れて行ったエピソードを披露した。「『病院に犬を連れて来い』って言うんです。風呂敷にかぶせて隠して持っていきました。15分だけ。そして、また風呂敷にかぶせて犬を持ち帰った。それが友だちになるきっかけだったんです」。

そして、亡くなったひばりさんの死に化粧をしたことも明かした。「家に飛んでいったら『お化粧をしてあげて』と言われた。寝ているお顔に手を震わせながらお化粧をしました。そうしたら、安らかな感じがしたんです」。その場に近藤真彦もいた。「ふとみたら(ひばりさんのご遺体の)下が動いてびっくりした。マッチさんがいたんです。夢中でお化粧をしていたので(近藤が)部屋に入ってきたのに気付かなかった。彼は足を一生懸命にさすっていました」。そして「ひばりさんは本当にすてきな方でした。今は毎日、テレビでひばりさんの歌を聞いています。ほかに聴く人がいない」。

ひばりさんの偉大さはどこか?との質問には「あんまり偉大に見えないところがいい。普通にみんなと付き合う」。好きな曲は何かと聞かれると「全部」と即答だった。

この日に移転した「ひばり像」は、死去から5年後の94年に京都・嵐山の「美空ひばり記念館」に設置され、13年に同じ京都の太秦映画村内に移った。約30年、京都を訪れるファンに親しまれてきたが、記念館が今春に閉館したことから、ひばりさんと縁の深い塩屋埼に移設された。

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