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柳葉敏郎、当たり役ゆえ…「室井慎次」に抱えた葛藤明かす

日刊スポーツ / 2024年10月19日 20時1分

柳葉敏郎(2023年9月撮影)

俳優柳葉敏郎(63)が、19日放送のMBSテレビ「ごぶごぶ」(土曜午後2時54分=関西ローカル)に出演。ドラマが大ヒットし、映画化もされた「踊る大捜査線」(フジ系)シリーズで演じた室井慎次役への葛藤を明かした。

「ごぶごぶ」は、浜田雅功(61)と大阪の街をロケする企画バラエティー。移動の車中、柳葉は「室井慎次は自身にとって、どんな存在か」と聞かれ「どうでもいい存在!」と即答。その理由について言及した。

「いやさ、イメージつきすぎちゃって。本来、役者として仕事していく上で、ちょっとつらかったのよ、一時(いっとき)。どうしても、仕事的に、そういうイメージでくるオファーが多くなっちゃって。俳優としては、つまんないなって思いがあったのよね。まあまあ、でも、まあ、やっぱ感謝ですよね。室井には。あんまりわがまま言っちゃいけないよね」

笑いながら、役者として複雑な思いも抱いていたことを吐露した。

また「当初は(室井)役が難しいから、殉職させてほしい」と頼んだというエピソードを確認され、これに「そうそう。ドラマの時、始まってすぐかな?」と振り返って、続けた。

「あんまり、つまらなくて。だってさ、室井が暴れた姿見たことある?」

浜田も「ちょっと分かります。走ったの1回だけですよね? 『モニター全部見とけ』って言われて、最後廊下を! 室井、いつもゆっくり歩いてるのに、足元がタッタッタッ。走ってるんですよ。あれは『あ! 室井走った』って!」と思い起こした。

室井が珍しく走ったシーンを回顧した浜田に、柳葉は「おれ、おれ! あれはおれが要求したのっ!」。本来の台本では「室井がいつものテーブルで(セリフを)言う」展開だったが、柳葉は「やめてくれ、ちょっと走らせてって」と、交渉した末の場面だったと明かした。

もっと“暴れたい”という思いを募らせていたといい、柳葉は「だってさ、湾岸署の青島や和久さん、みんな楽しそうにやってるじゃん。俺はセットの片隅でさ、みんな『いいな…』って毎日でした」と振り返り、殉職希望に至った経緯を説明した。

ただし、その後、実際にドラマが放送されると、あっさり心変わりし「なんで続けたのかっていうと、放送になって、うちのかみさんが『かっこいいじゃん』って言うから。じゃ、やろうって(笑い)」。

これには浜田も大爆笑していた。

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