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【竜王戦】佐々木勇気八段「第5局まで指せることがうれしい」藤井竜王に快勝しタイトル戦初勝利

日刊スポーツ / 2024年10月20日 17時33分

竜王戦7番勝負第2局2日目に臨んだ佐々木勇気八段(日本将棋連盟提供)

藤井聡太竜王(22)が4連覇を目指してタイトル戦初登場の佐々木勇気八段(30)に先勝した、将棋の第37期竜王戦7番勝負第2局が20日、福井県あわら市「あわら温泉 美松」で行われた。19日午前9時からの2日制で始まった対局は、先手の佐々木が勝って、うれしいタイトル戦初白星。対戦成績を1勝1敗のタイとした。第3局は25、26日、京都市「総本山仁和寺」で行われる。

佐々木が矢倉から激しい攻め合いを選んだ。「1局目は研究勝負でした。第2局は違う趣向で」と振り返る。居玉の藤井に対し、5筋から急所を突く攻めで中央制圧を図る。藤井に「完敗」と言わせるほどの巧みな指し回しでリードを奪うと、攻撃の手を緩めずに寄せ切った。

開幕局のシュークリーム4連投に続き、今局は「あわらとみつ金時チーズケーキ」「あま~いパイナップル大福、いちご大福」を4連投。2日制の午前、午後の「ダブルおやつ」という新定跡で注目を浴びた。将棋が浴びせ倒しなら、こちらは食べ倒し。藤井を上回った。

7年前の竜王戦決勝トーナメントでは、2016年(平28)12月のデビュー戦から29連勝の将棋界連勝新記録を達成した、藤井の30連勝を止めた。今年3月放送のNHK杯決勝では藤井のV2を止めた。同時に、藤井が目指した年間最高勝率(67年度に中原誠五段=当時=が達成した8割5分5厘、47勝8敗)更新を止めた。

「(ストレート負けはなく)第5局まで指せることがうれしいです」。タイトル戦初勝利に、こんなコメントを発した。「藤井を止めた男」が、今回は竜王4連覇を阻止して初タイトルを目指す。

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