松山千春「もう堺正章さんしか…」好きだったドラマ「西遊記」出演の西田敏行さん悼む

松山千春（2021年6月撮影）

歌手松山千春（68）が20日放送のパーソナリティーを務める、FM NACK5「松山千春　ON THE RADIO」（日曜午後9時）に生出演。17日に76歳で亡くなった、俳優の西田敏行さんを追悼した。

この日は番組冒頭で、9月3日に敗血症による多臓器不全のため神奈川県の病院で亡くなった、ファッション評論家でタレントのピーコさん（本名杉浦克昭＝すぎうら・かつあき）を追悼していた。

松山は「ピーコさんは79歳、西田さんは76歳。『釣りバカ日誌』とか、彼が映画やドラマに出て。福島県郡山出身から頑張って、俳優も歌もやって、いろんなことをやっていましたから才能豊かな方でしたね」と故人をしのんだ。

一番印象に残っているのは「西遊記」だという。「あのドラマが好きで。なぜか毎週見ていたような。俺もデビューしていたからあちこちに出ていたんだけど、なぜかあのドラマだけは頭に残っていたし、毎週楽しみにしていた番組だった」と懐かしんだ。

続けて「もう堺正章さんしか生きていないんだな。もうみんなで集まることができないというのは寂しいよな。俺は特別な付き合いがあったわけではないけど、一視聴者として楽しい人だった印象がある。本当にお疲れさまでした。まだまだやりたいことが当然あったと思うけど、後輩に託してやってください」とコメントした。