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【将棋】驚異の勝率9割1分3厘、服部慎一郎六段が3年ぶり2度目の「新人王」タイトル獲得

日刊スポーツ / 2024年10月21日 17時15分

終局後、感想戦を行う服部慎一郎六段(右)と高田明浩五段(撮影・松浦隆司)

将棋の第55期新人王戦決勝3番勝負の第2局が21日、大阪市の関西将棋会館で行われ、後手の服部慎一郎六段(25)が高田明浩五段(22)を158手で下し、3番勝負を2勝0敗とし、「新人王」に輝いた。第52期に続いて3年ぶり2度目の「新人王」のタイトルを獲得となった。

戦型は角換わり。難解な中盤戦を経て、主導権を握り、快勝した服部は「けっこう厳しい戦いが続いたので、優勝という結果はうれしい」と喜んだ。

富山県出身の25歳は今年がデビュー5年目。名前から「忍者」の異名もある服部は棋士仲間からは親しみを込めて「はっとり君」と呼ばれている。これで本年度の成績を21勝2敗、勝率9割1分3厘。勝率ランキングは全棋士中1位だ。

新人王戦は26歳以下、六段以下(タイトル戦経験者を除く)の若手男性プロ、女流棋士、プロ養成機関「奨励会」三段、アマチュア枠で赤旗名人戦の優勝者など40人が参加するトーナメント。決勝は3番勝負。過去には羽生善治九段、渡辺明名人、藤井聡太竜王らが優勝しており、トップ棋士への登竜門とされる。

絶好調の「はっとり君」は今後の目標として「タイトル戦に出ることを目標にしたい」と意気込みを語った。

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