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中田英寿氏、SSU執行役員就任後初の公の場、今度はロッテ、黒龍酒造と日本酒ガナッシュ作り

日刊スポーツ / 2024年10月22日 13時52分

ロッテ「YOIYO 酒ガナッシュ<黒龍酒造>貴醸酒」記者発表会に出席した中田英寿氏(撮影・村上幸将)

サッカー元日本代表MF中田英寿氏(47)が22日、都内で行われたロッテ「YOIYO 酒ガナッシュ<黒龍酒造>貴醸酒」記者発表会に出席した。9月25日に、現役時代からマネジメント契約を結ぶPR会社大手サニーサイドアップグループの執行役員エグゼクティブオフィサーへの就任を発表し、今月1日付で就任して以来、初の公の場となった。

中田氏はこの日、自身が15年に設立した日本酒の販売促進事業を行う「JAPAN CRAFT SAKE COMPANY」の代表取締役として登壇した。「YOIYO 酒ガナッシュ<黒龍酒造>貴醸酒」は“日本に酔う、チョコレート”をコンセプトとした「YOIYO」シリーズの第18弾。これまで、同シリーズはウイスキーとのコラボが多かったが「最高においしい日本酒のガナッシュを作る」を目標に、16年にスタートし累計100万人が訪れた世界最大級の日本酒PRイベント「CRAFT SAKE WEEK」も手がけ「僕も好きで食べますけど」とチョコレートも大好きな中田氏に監修を依頼した。

「しあわせな寛ぎ時間や仲間との会話が弾む、最高に美味しいお酒ガナッシュタイプチョコレート」をコンセプトに、日本酒とチョコレート、どちらにも深い知見をもつ中田氏とともに、30種類以上もの日本酒を試飲。同氏が「日本酒が入っている、どうこうじゃなく、本来の味のベースを分かった上で特徴を出すのが大事」と、チョコレートのベース作りの重要性を強調。チョコレートのベースだけで試作品106種類を作った上で、日本酒30種をチェックし、チョコレートとの相性を比較した中で「黒龍 貴醸酒」を醸す黒龍酒造とのコラボレーションが決定した。

中田氏は「今、これだけ訪日外国人も増え、日本酒への興味も感じる。さらに新しいキャッチポイントを増やす試みをやっていくべきだし、今後も引き続き日本の文化、日本酒を広める活動をしたい」と訴えた。

◆中田英寿(なかた・ひでとし)1977年(昭52)1月22日、山梨県甲府市生まれ。同県立韮崎高から95年にJリーグのベルマーレ平塚(現J1湘南ベルマーレ)に加入。98年にセリエA(イタリア)ペルージャに移籍し、ローマ、パルマ、ボローニャ、フィオレンティーナ、そしてプレミアリーグ(イングランド)ボルトンと渡り歩く。98年フランス、02年日韓、06年ドイツとW杯3大会に出場。国際Aマッチ77試合出場11得点。オリンピックにも96年アトランタ、00年シドニーの2大会に出場。JAPAN CRAFT SAKE COMPANYは、ワールドカップ(W杯)ドイツ大会後の2006年(平18)7月3日に現役を引退した中田氏が世界約90カ国、150以上の都市を旅し、09年からは日本全国47都道府県をめぐる旅をスタートし、400を超える酒蔵を訪れてきた中で

日本酒のおいしさと文化的可能性を強く感じたことから設立した。

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