1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

【竜王戦】藤井聡太竜王が佐々木勇気八段との激戦制す、4連覇まであと2勝 仁和寺決戦4戦4勝

日刊スポーツ / 2024年10月26日 18時27分

竜王戦7番勝負第3局2日目に臨んだ藤井聡太竜王(左)佐々木勇気八段(日本将棋連盟提供)

藤井聡太竜王(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖=22)が佐々木勇気八段(30)の挑戦を受ける、将棋の第37期竜王戦7番勝負第3局が25、26の両日、京都市の世界遺産「総本山仁和寺」で行われ、先手の藤井が佐々木を下し、シリーズ対戦戦績を2勝1敗とした。これで仁和寺決戦は4戦4勝。京都府でのタイトル戦は7戦7勝の負けなしとし、竜王4連覇にあと2勝とした。第4局は11月15、16日に大阪府茨木市「おにクル」で行われる。

居飛車党の佐々木がめったに指さない振り飛車、ダイレクト向かい飛車に構えた。意表を付く作戦に、藤井は長考を重ね、持ち時間を削られた。

2日目は、形勢が相手に傾きかけたが、9筋を攻めた藤井は67手目に角をぶつけて、勝負に出た。逆転のきっかけをつかみ、圧倒的な終盤力で激しい攻め合いを制した。

世界遺産での対局は相性が抜群だ。仁和寺での竜王戦は、これで4年連続白星。京都府でのタイトル戦は22年竜王戦第4局の福知山市「福知山城天守閣」、全8冠制覇を達成した23年王座戦第4局「ウェスティン都ホテル京都」、今年の王座戦第3局の同ホテルでも勝利している。京都府内のタイトル戦は7戦7勝。都道府県別のタイトル戦でも京都は、7戦7勝のトップの静岡と肩を並べた。

若き第一人者がタイトル戦での強さを改めて見せつけ、「藤井を止めた男」と言われる佐々木を再び、突き放した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください