【衆院選】丸川珠代氏は秒で落選「お助けください」で逆風加速 自民「裏金」元アナに厳しい判断
日刊スポーツ / 2024年10月27日 20時5分
衆院選は27日投開票され、東京7区に参院議員からくら替え立候補した自民党の丸川珠代元五輪相(53)は、落選が確実になった。
NHKはじめ報道各社が、午後8時になってまもなく、同選挙区の立憲民主党・松尾明弘氏の当選を伝える「ゼロ打ち落選」となった。
パーティー券収入822万円を政治資金収支報告書に記載せず、処分を受けたことで今回、比例重複立候補が認められず、小選挙区のみの立候補となった。子育てをする母親として、参院議員活動との両立を17年続けてきたことに触れながら、裏金問題には直接言及しなかったものの「ゼロからやり直してでも、この国を守りたい」と訴えた。
今回は小選挙区で勝ち残れなければ落選となる丸川氏は、これまで参院東京選挙区では100万票を超える得票をしてきたが、今回は裏金問題での党の処分と、参院から衆院へのくら替えのタイミングが重なる流れとなってしまった。元テレビ朝日アナウンサーで、参院議員の知名度はあったが、くら替えで小選挙区での戦いは東京選挙区全体の戦いとはまた異なる。そんな中、議員生命がかかった戦いをする形となっていた。
裏金問題への批判もあってか、他の候補とは異なり詳細な日程は公表せず、インスタでその日の活動を発信し続けた。。
2022年7月に銃撃死した安倍晋三元首相に近く、公示翌日の16日には安倍氏の妻昭恵さんが応援に入った。その際には「こんなに安倍先生がいないことが悲しく思える選挙はありません」と、涙ながらに訴え、裏金事件について「不透明な金の流れに気付けず、正せなかった」「本当に悔しい」と語った。「お助けください」と訴える様子には、SNSなどで強い批判も出るなど、逆風下での選挙戦を余儀なくされた。
選挙戦最終日はJR恵比寿駅前で石破茂首相と街頭演説。「政治を前に進める、日本を守るチャンスをください」と、かすれた声で訴えたが届かなかった。
この記事に関連するニュース
-
非公認議員ら落選相次ぐ…下村博文氏「当初から厳しかった」、丸川珠代氏「信頼得られなかった」
読売新聞 / 2024年10月28日 2時4分
-
【衆院選】落選の丸川珠代氏は涙なし「力不足を痛感」「自民党の一員であることには変わらない」
日刊スポーツ / 2024年10月27日 23時35分
-
【衆院選】丸川珠代氏落選…ネガティブ投稿に「根本的になにか勘違いしてないか?」うねり発生
日刊スポーツ / 2024年10月27日 21時19分
-
丸川珠代氏が落選、17年間守ってきた国会の議席失う 比例重複なし【衆院選】東京7区
よろず~ニュース / 2024年10月27日 20時10分
-
丸川珠代氏「ゼロからやり直してでも、この国守りたい」議員生命かけ最終演説、この日は涙見せず
日刊スポーツ / 2024年10月26日 23時25分
ランキング
-
1衆院選で大惨敗、石破首相「居座り」一部野党と連携模索 自公215議席で過半数割れ「勝敗ライン」「戦略ミス」無視 高市氏への交代論が浮上
zakzak by夕刊フジ / 2024年10月28日 11時17分
-
2公明党・石井代表、辞任を検討 総選挙での自身の落選や党の大敗で
日テレNEWS NNN / 2024年10月28日 13時23分
-
3大阪・豊中市で不在者投票525人分が無効票に…投票箱に入れ忘れ、車の中の段ボール箱から発見
読売新聞 / 2024年10月28日 11時20分
-
4【自公過半数割れの衝撃】高市支持派が仕掛ける石破首相退陣要求のタイミング 11月臨時国会での野党不信任案提出に呼応の可能性も
NEWSポストセブン / 2024年10月28日 7時11分
-
5橋下徹氏、「めざまし8」で「日本維新の会」議席減を解説…「馬場さんの執行部のやり方がものすごい古い政治だと映った」
スポーツ報知 / 2024年10月28日 10時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください