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【衆院選】大空幸星氏は小選挙区で敗北も比例復活「大変申し訳ございませんでした」自民の25歳

日刊スポーツ / 2024年10月28日 0時54分

衆院選小選挙区での落選が確実となり、心境を語る自民党25歳の新人大空幸星氏(撮影・たえ見朱実)

衆院選が27日投開票され、東京15区で立候補し、フジテレビ系「めざまし8」などにNPO法人理事として出演してきたことでも知られる自民党新人の大空幸星(こうき)氏(25)は、小選挙区で敗北したが、比例東京ブロックで復活当選が確実となった。

大空氏は東京15区で立候補。午前0時過ぎ、江東区の選挙管理委員会から開票速報が発表され、立憲民主党の前職酒井菜摘氏が当選確実になり、大空氏は接戦の末、敗れた。午前0時半ごろに自身の事務所に姿を見せ、「今回こうした結果となってしましました。ひとえに私の力不足でございます。大変申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げた。

選挙戦の街頭演説では、「700人近い国会議員の中で20代は1人もいないんです。同じ年代の政治家がいないのに、若い世代が政治に関心が持てるはずがない」と、25歳という若さの人材を国会に送り出す意義を強く訴えてきた。

約3カ月前に名乗りを上げ、「自民党はこれまで停滞していたから、政治とカネのような問題が生まれたのだと思う」と話し、裏金問題などのイメージを刷新する「象徴」「希望」になることを掲げてきた。しかし、接戦の末に敗れた。

大空氏は、孤独を感じる人の相談を受けるNPO法人の理事長を務め、100万件以上の相談に対応。菅政権で新設された孤独・孤立対策担当の大臣設置や、孤独・孤立対策推進法制定をはたらきかけるなど、政府の仕事も担ってきた。

自民党からの立候補も「政治家になりたいのではなく、政策をやりたいから自民党を選んだ。情勢は厳しいがご期待の声に応えたい」と語っていた。

開票終了後に行われた報告会では、支援者への謝罪の言葉を繰り返し、「結果は結果。しっかり受け止めて、反省してまいりたい」と言葉を絞り出した。そして「すべての人たちが生きやすい社会、明日もまた生きてみたい、そんな国づくりを行っていく気持ちに揺らぎは全くございません。これからも私にできることをやってまいりたい」と前を向いた。

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