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【衆院選】萩生田光一氏、2000万円問題は「寝耳に水」自民党追加公認は「党幹部と話し合う」

日刊スポーツ / 2024年10月28日 1時59分

当選確実が出て、あいさつする萩生田光一氏(撮影・村上幸将)

東京24区に無所属で立候補した萩生田光一・元自民党政調会長(61)が、立憲民主党の元参院議員・有田芳生氏(72)に競り勝ち、7度目の当選が確実となった。

報道陣の取材に応じた同氏は「ここまで厳しい選挙を経験するとは思っていなかった。私の不祥事でいろいろマイナスがあってのスタートだった」と振り返った。

所属した旧安倍派(清和政策研究会)実力者グループ「5人衆」の1人で、一連の裏金事件では政治資金収支報告書に2728万円の不記載が発覚。この額は3番目の多さで、今年4月に「役職停止1年」の処分を受けた。衆院政治倫理審査会にも出席しておらず今回、非公認となった。争点となった政治と金の問題については「当事者であったわけですから、行動を持って示し、信頼回復したい」と強調した。

選挙戦では、八王子市が地元であること、同市議、東京都議を経て、2003年(平15)の衆院選で当選し、6期、務めた中で文科相、経産相として国を支えた実績を強調した。そんな中、23日に「しんぶん赤旗」が、自民党本部が非公認となり無所属で衆院選を戦っている前職候補に活動費として2000万円を振り込んでいたと報じたことが、さらに選挙戦を厳しくした。

萩生田氏は、2000万円問題について聞かれると、まず「支部長であることは事実でありますから、党本部の説明は違法性はない」と答えた。その上で「しかしながら、公示の後に、閣僚も(選挙戦の応援に行ったら)いかんという候補に対し、しかも選挙中に使えないお金を振り込まれても、どう使えば良いか分からない。マニュフェスト1枚も来ていないので、期待に応えられないのでお返しした」と続けた。

さらに「共産党の機関紙に出て、我々は寝耳に水。そんな大きな金が振り込まれて気が付かないわけないと街中でも批判されたが、政党交付金は別口座に振り込む。選挙中に、別口座に入るなと想定していないので、事務所の人間も確認していない」と、一部からの疑惑の声に反論した。

自民党から追加公認の話があった場合の対応については「現時点では分からない。党幹部と話し合い決めたい」とした。

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