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杉村太蔵氏「1票で日本は変わらない」発言 元放送作家が批判「この失言の罪は重い」

日刊スポーツ / 2024年10月28日 10時32分

杉村太蔵氏(2021年12月撮影)

元放送作家の長谷川良品氏が28日までにX(旧ツイッター)を更新。元自民党衆院議員で政治評論家の杉村太蔵氏(45)の投票率をめぐる発言を批判した。

杉村氏は26日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」(土曜午前11時55分)に出演。衆院選投開票前日の放送で、選挙の投票率をめぐり「『(投票に)行けば変わる』って言うでしょ、皆さん。過度な期待を持たせ過ぎてるんじゃないかって。『あなたの1票で日本が変わる』そんな訳ないから!」と主張。さらに「若い人は、まだ自分の力で何とかできません? 我々、年を取って働けなくなった、病気になった、こういったところに社会保障、国のお金って使われるべきでは? 弱者だから」と独特の持論を展開していた。

長谷川氏は、杉村氏の“1票”めぐる発言に「この発言は効いてくるよ【テレビはこんな人間出演させるなよ】という視聴者の怒りの1票でまず彼がテレビから消えたら杉村氏はそれでも1票の価値を無意味と嘲笑するのか」とチクリ。衆院選投開票日翌朝のポストでも再び言及し「投開票日前日にこんなミスリーディングな暴言をしかも準キー局で口にした彼は今どんな思いだろう。訳知り顔で『現実はこうだ』と放言するマヌケさ。一票の価値、重みを知ってさぞ涙目だろうな」と推測し「私はこの失言の罪は重いと思うよ」とつづった。

なお、杉村氏は同番組でさらに「『これじゃ不満だ、もっと欲しい』という方がいたら、1つだけ選択肢があって、『そういうあなたがぜひ立候補してください』ということなんですよ、民主主義は」と持論を繰り広げ「僕は『日本を変えない』っていうのがキャッチフレーズでいい。今の日本は素晴らしい国。僕自身は何の不満もない。これ以上いい国があるなら、ぜひ紹介してほしい。僕は何一つ変えるところがないから立候補しない!」と開き直って笑いを誘っていたが、一連の発言にネット上では批判の声が相次いだ。

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