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渡辺翔太&森本慎太郎「ドリームボーイズ」千秋楽にサプライズ!最多座長の亀梨和也が帝劇に登場

日刊スポーツ / 2024年10月30日 4時0分

公演を終え観客に手を振る、前列左から鳳蘭、Snow Manの渡辺翔太、SixTONESの森本慎太郎、紫吹淳(撮影・横山健太)

Snow Man渡辺翔太(31)とSixTONES森本慎太郎(27)が29日、東京・帝国劇場で舞台「DREAM BOYS(ドリームボーイズ)」の千秋楽を迎えた。

25年2月に建て替えのため、一時休館を控える現帝国劇場では同作最後の上演。サプライズゲストで04年から12年まで同作で主演し、最多座長を務めた亀梨和也(38)が登場。初演からこの日まで全768公演を演じ継いだステージ最後の日を華々しく見送った。

   ◇   ◇   ◇

スタンディングオベーション。万雷の拍手が帝国劇場に降り注いだ。渡辺と森本、キャスト陣は一身に受け止めた。主演の渡辺は千秋楽を迎え「自分たちで幕を閉じれるのは光栄に思ってます。2年間座長として務めさせていただいたこと、皆さんに感謝したいなと思っています」。劇中では、目に涙をにじませ、歌声が震える瞬間も。思いを乗せて、演じきった。

ボクシングを題材に少年たちの友情を描く物語。今年もライバル役は森本。2年連続で渡辺の横に立ち「しょっぴー(渡辺)が最後フライングする時、みんな(客席)が拍手してすっげー幸せそうな顔していて。ハッピーな空間に包まれていて良かったなって」と笑顔で完走した。

最後のカーテンコールでは、舞台袖から亀梨が劇中にも使用されている自身のソロ曲「絆」を歌いながら登場。渡辺や森本は「うそでしょ?」「これは聞いてない」と完全サプライズに驚いた。同作出演388回を誇る亀梨は「久しぶりに帝劇のセンターに立った」と笑みを浮かべて、古巣にあいさつ。熱演を終えた後輩たちを「お疲れさまでした!」とねぎらい、メインキャストの2人にガラス製のトロフィーを贈呈した。

渡辺と森本はジュニア時代に出演した同作で、亀梨の背中を見ながらキャリアを積んだ。憧れの背中と再会。森本は「めっちゃうれしいです。亀梨君と帝劇立ってるって言葉出てこないです!」と胸を熱くした。亀梨は「ぼくも滝沢君から引き継がせてもらって、後輩たちがどんどん築いていってくれた。引き続き温かい声援を送っていただけたら」と、「ドリボ」の今後の発展と継承を願った。

渡辺は「明るくドリボの幕を閉じれるんじゃないかなと思います。僕たちの背中を見て後輩の誰かが座長をやってくれたらいいな」。客席を見渡し「本日はありがとうございました!」。帝劇の“最後”に瞳を潤ませた。【望月千草】

○…渡辺、森本、亀梨からは、同舞台を演出したKinKi Kids堂本光一(45)への感謝と敬意の思いもあふれた。ゲストの亀梨は「光一君の『SHOCK』のバックから始まった帝劇とのつながり。とにもかくにもエンターテインメントの基礎を学ばせていただいた」と感謝。「学ばせてもらったものは、これからも引き続き仲間たちと共有しながら未来につながっていってくれたら」と願った。渡辺は「相談事に行った時、演出家の顔から先輩の顔になる」と回想。親身になって指導する温かさに敬意を表し「帝国劇場を愛している方だとヒシヒシと感じています」と明かした。森本は「稽古で語尾、感情の入れ方や発声、基礎を教えていただいた。一緒にお仕事できてうれしかった」と“原点”を明かした。

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