田代まさし氏、刑務所“芸能人特別扱い”は？「最後は壁に向かって１人で話してる…ヤベェって」

田代まさし氏（1988年7月撮影）

元タレントの田代まさし氏（68）が、31日までに更新されたジャーナリスト丸山ゴンザレス氏のYouTubeチャンネル「丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー」に出演。刑務所内で有名芸能人は特別扱いされるのか？という点について、自身の体験を語った。

田代氏は19年に覚醒剤取締法違反容疑などで逮捕。20年に懲役2年6カ月（うち6カ月は保護観察付き執行猶予2年）の判決で服役。22年、SNS上の投稿で「2022年10月27日に福島刑務所を出所しました」と報告していた。

田代氏は丸山氏の質問に対し、これまで、黒羽、府中、福島の3カ所の刑務所に計約9年間入ったと告白。丸山氏が「大物芸能人だったし、知名度もあるし、（刑務所に）入った時、ある程度の特別扱いはあったんですか？」と聞くと、田代氏は「（最初の黒羽刑務所の）統括の人が、“大変だろうから独居にしてやるから”っていうことで、一応考慮していただいたんですよ。俺、特別扱いしてもらえるんだと思って、ラッキーとか思ってたんですよ。でも、3年半とかいると、1人で誰とも話さないじゃないですか。で、あと作業中も話しちゃダメなんですよ。運動の時間ちょっとしゃべれるぐらい。だんだん夜とかしゃべる人いないのに、最初はラッキーと思ってたのに、おならも自由にできるしいいやと思っていたのが、なんかしゃべる人がいないと、最後の方、壁に向かって話していたりするんですよ」と独居での実態について振り返った。

そして「“今日のテレビ面白くなかったよね”とか“今のツッコミ全然間が悪いよね”とか。気が付いたら壁に話してる…ヤベェって」と、最終的に1人で壁に向かって話しかけるようになってしまったことを明かした。

同チャンネルではこのほか、田代氏の刑務所暮らしの実態についてさまざまな話やエピソードが数多く披露されている。