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吉幾三、生島ラジオでアイドル歌手デビューの秘話語る「社長の名字で山岡、エンジンから英二」

日刊スポーツ / 2024年11月4日 18時16分

吉幾三(左)と生島ヒロシ

演歌歌手吉幾三(71))が4日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)の「カチタスpresentsおうちつなGO!」コーナーにゲスト出演した。

パーソナリティーの生島ヒロシ(73)から「おはよう御座います。吉さん、芸能生活50周年!」と紹介されると、吉は「50年…。『山岡英二』って、名前でデビューしたんです、アイドルで。郷ひろみ、野口五郎、西城秀樹さんと一緒ですから。私だけ、どこに行っちゃったんでしょうかね」と話した。生島は「え~、本当ですか」と笑った。

吉は「男なら決めよう」をキャッチフレーズに1973年(昭和48)3月に「恋人は君ひとり」(日本クラウン)でアイドル歌手デビューしたが、全く売れなかった。77年11月に「吉幾三」と改名し、フォークソング路線へ。再デビュー曲「俺はぜったい!プレスリー」がヒットして人気シンガー・ソングライターの仲間入りを果たした。

生島は「でも、山岡英二っていうのは誰が付けたんですか」と質問。吉は「ヤンマーディーゼルって会社のコマーシャルソングだったんで…。社長が『山岡』って言うんですよ。で、船の船外機のコマーシャルソングだったんで、エンジン…『英二』」と説明した。

生島が「何となく合わないですよね」と言うと、吉は「今、思えばそうでしょうけど、その頃は宇宙服を着て振り付けもあったんですから。ほんと、笑っちゃいますよ。自分で泣きたくなりますよ。<歌詞>泣きたくなる~夜~ですよ。ホントに」と、自身の大ヒット曲「雪国」のフレーズを入れて笑った。

吉は来年2月7日から24日まで東京・明治座で、人形町を舞台にした笑いあり、涙ありの人情喜劇と歌謡ショーの二部構成特別公演を行う。

マンスリーゲストとして11、18日にも出演予定。

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