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【流行語大賞】「はて?」朝ドラ「虎に翼」ヒロイン、男性社会と権威主義に斬り込む/ノミネート

日刊スポーツ / 2024年11月5日 14時1分

朝ドラ「虎に翼」主演の伊藤沙莉(2024年3月撮影)

今年を代表する言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語が5日、発表された。トップ10と大賞は、12月2日に発表される。

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「はて?」 NHK連続テレビ小説「虎に翼」(とらつば)が注目された。日本初の女性法曹のひとりである三淵嘉子をモデルに、伊藤沙莉が演じた。主人公、寅子が納得できない場面で発するのが「はて?」。圧倒的な男性社会、権威主義がはびこる時代に疑問をまっすぐにぶつけていく。ナレーションなどで登場する「スンッ」という言葉も話題に。作中の人物(主に女性)が本音などを押し殺す場面に登場した。法の下の平等(憲法14条)や生きづらさなどを切り口に、戦前・戦後の司法史を描いた物語だったが、「現代にも共通し続いている物語」として大いに注目された。

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事務局では、今年の傾向を「2024年は1月に能登半島地震が発生し暗いニュースからのスタートとなったが、オリンピック、大谷選手の活躍、ダンス動画関連のヒットなど、話題は数多くみられた。流行語としては、小粒がそろったと思われる。また、「お金」にまつわる用語が数多く発生。責任をもたない風潮の世の中、光と闇が混在した年であり、嵐の前の静けさを感じさせる」としている。

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