声優松野太紀さんを送る会に三ツ矢雄二やSnow Man佐久間ら参列 山田洋次監督から手紙も

「松野太紀を送る会」の祭壇

6月に右大脳出血のため56歳で亡くなった声優、松野太紀さんをしのぶ「松野太紀を送る会」が5日、都内で行われた。

松野さんはアニメ「金田一少年の事件簿」の金田一一役や「スポンジ・ボブ」などの声を務めた。

親交の深かった声優の三ツ矢雄二（70）、田中真弓（69）、古川登志夫（78）、皆口裕子（58）、山寺宏一（63）やSnow Man佐久間大介（32）ら、約500人が参列。松野さんが出演した映画「男はつらいよ　お帰り　寅さん」の山田洋次監督（93）からの手紙が代読された他、戸田恵子（67）、後藤久美子（50）、今井翼（42）から弔電が届いた。

発起人で、アニメ「タッチ」の上杉達也役などで知られる三ツ矢が司会も務めた。「彼が10歳からだから、46年の付き合い。兄弟のように過ごしてきたので、彼がいなくなったことがいまだに信じられない。彼に未練たらたらです」と吐露。思い出を聞かれると「表の顔と裏の顔がある。表の顔は、後進のご指導にあたられて、とてもいい先生だった。役者としてもシリアスものからコメディーまでこなせた。裏の生活については、ひと言も言えません！」と笑い、「僕の心の中ではまだ生きてるし。待ってろよ！」と天国の松野さんに声をかけた。