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トランプ氏必死「投票を!」激戦州投票締め切り直前までSNS連続更新し支持訴える 米大統領選

日刊スポーツ / 2024年11月6日 12時26分

票を投じたトランプ氏(ロイター)

歴史に残る大激戦といわれる2024年の米大統領選は5日夜(日本時間6日朝)、開票作業が始まった。米大統領選は、全米の50州とワシントンに割り当てられた計538人の選挙人のうち、過半数270人を獲得した候補者が勝利となるが、米CNNは特別報道番組で、民主党のカマラ・ハリス副大統領(60)と、4年ぶりの返り咲きを目指す共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)がそれぞれ「勝利確実」とみられる州を、相次いで報じている。

事前に、それぞれの候補の勝利が確実視されていた州がある一方で、米メディアなどによると、2人のどちらが勝利に近づいていくか、大激戦の鍵を握るとみられているのが、7つの激戦州での推薦人をいかに獲得できるか、ということだ。

その7州とは、アリゾナ州(選挙人11人)、ネバダ州(同6人)、ウィスコンシン州(同10人)、ミシガン州(同15人)、ペンシルベニア州(同19人)、ノースカロライナ州(同16人)、ジョージア州(同16人)だとされている。

特に最も選挙人の数が多いペンシルベニア州の勝利は両陣営が重視しており、最終盤まで大接戦となることが予想されている。ハリス氏は選挙戦最終日の4日(同5日)、ペンシルベニア州の最大都市フィラデルフィアに入り支持を訴えた。また、人気歌手レディー・ガガも応援に入り、ピアノを弾きながらハリス氏への支持を訴えた。

トランプ氏も最終盤には同様にペンシルベニア州に入って支持を訴えている。トランプ氏は5日も、独自のソーシャルメディア「Truth Social(トゥルース・ソーシャル)」に、投票締め切りの1時間前のタイミングで「ペンシルベニア、あと1時間だ!」と投稿したほか、「列に並んで投票を!」ともつづり、自身の支持者に投票するよう強い調子で訴えた。

トランプ氏はこの日、頻繁にSNSを更新しながら、アリゾナやウィスコンシン、ミシガンなどの激戦州の支持者に向けても、ペンシルベニアと同様の「投票呼びかけ」を行うなど、最終盤まで票の積み上げに必死になっている様子をうかがわせた。

CNNによると、トランプ氏は開票の様子を、フロリダ州にある邸宅「マール・ア・ラーゴ」で家族や友人らと見守っているという。

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