【コラム】記憶に刻まれる歴史的決勝戦/大西遥香
日刊スポーツ / 2024年11月7日 7時0分
<はるかぜの便り:UX大西遥香アナウンサー>
オレンジ色に染まる観衆。地鳴りのように響く声援。高鳴る鼓動。JリーグYBCルヴァンカップ、アルビレックス新潟と名古屋グランパスの決勝戦。すごい試合を見せてもらいました。
延長戦の末、PK戦でアルビが敗れ、初タイトルは逃しましたが、記憶に深く刻まれる大激戦でした。このコラムを書いている今も興奮冷めやらない自分がいます。
担当の番組があったので応援に駆けつけることはできませんでした。それでも報道フロアで、同僚と画面にかじりつくように見守り、声援を送り続けました。
試合中、涙したシーンのひとつ。試合終了間際に同点に持ち込んだ小見洋太選手のPKです。
助走で小刻みにステップを踏む独特なスタイルは、小見選手が高校生の時からアルビサポーターの間で話題になっていました。それを、入団4年目にして、6万人を超える大観衆の前、クラブ初のタイトルがかかった大一番で披露することになったのです。
小見選手の表情は凛々しく、「みんなの弟」のような存在からクラブを支える存在になったことを象徴するシーンに見えました。無事にPKを決めて、大歓声を浴びる小見選手。ゴールが決まらず苦労した姿も見てきただけに、余計に熱いものがこみ上げてきました。
私調べですが、小見選手はPKの7秒間に34ステップも踏んでいました! アルビの選手いわく、練習時の小見選手のPK成功率は9割くらいとのこと。この時のために磨きこんできた武器だったんですね。
ほかにもつづりたいことがいろいろあるのですが、スペースの関係でここまで。続きは、YouTubeのUX公式ニュースチャンネルで毎週配信している「はるかの気ままにアルビトーク」で同僚と語り合っているので、ぜひのぞいてみてください。(新潟テレビ21アナウンサー)
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