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中田英寿氏が3月終了のJ-WAVE番組続編を配信でスタート…第1回は「中田英寿の現在地」

日刊スポーツ / 2024年11月8日 12時47分

ロッテ「YOIYO 酒ガナッシュ<黒龍酒造>貴醸酒」記者発表会に出席した中田氏(撮影・村上幸将)

サッカー元日本代表MF中田英寿氏(47)が8日、インスタグラムを更新。19年4月から今年3月まで、東京のFMラジオ局J-WAVEで放送してきた、自身がMCを務めた番組「VOICES FROM NIHONMONO」を「NIHONMONO 中田英寿 にほんのほんものを巡る旅」とタイトルを改め、同日から毎週金曜に、オーディオブック「Amazon Audible」で独占配信を開始したと発表した。

中田氏は「日本の“ほんもの”の作り手たち、日本の“ほんもの”=『にほんもの』が主役の番組」と番組の企画趣旨を改めて説明。「これまでと同様、中田が旅先で出会った『にほんもの』を、各県ごとに6話前後で発信。そして旅の配信が終わった後は、今回から新たに始まるスペシャル収録エピソード、『NIHONMONO『食と農業の未来地図』』として、『農』のスぺシャリストとの対談をお届けします」とした。

中田氏は、日本各地の文化〓伝統〓食〓ものづくりに直接ふれ、世界に誇れる文化や技術を再発見することを目的に、2009年(平21)にスタートした47都道府県を巡る旅を、15年たった今も続けている。日本各地の生活や産業〓伝統文化などを、そこで出会う人から学ぶ旅はライフワークとなった。

「NIHONMONO 中田英寿 にほんのほんものを巡る旅」は「VOICES FROM NIHONMONO」の続編となる。各地を自らの足で訪ね、土地と暮らしに密着したものづくりや人とのつながりを学んだ中田氏だからこそ伝えられる、日本の「本物」と、その作り手である「本者(ほんもの)」=「に〓ほ〓ん〓も〓の」をテーマとしたプログラムだ。

第1回配信は「中田英寿の現在地」と題し、中田氏自身が旅を始めた理由から、15年間の旅を通して感じたことを語る。これからどこへ向かうのか…中田英寿の夢とは? Audibleのプログラムスタートに際して、これまでの旅を振り返りつつ、「にほんもの」とは何なのか? さらにこのプログラムで伝えてていくのはどんなことなのか? 「VOICES FROM NIHONMONO」でも中田氏とタッグを組み、今回のプログラムのホストとなる、笹木かおり(33)が話を聞く。

◆中田英寿(なかた・ひでとし)1977年(昭52)1月22日生まれ、山梨県甲府市出身。同県立韮崎高から95年にJリーグのベルマーレ平塚(現J1湘南ベルマーレ)に加入。98年にセリエA(イタリア)ペルージャに移籍し、ローマ、パルマ、ボローニャ、フィオレンティーナ、そしてプレミアリーグ(イングランド)ボルトンと渡り歩く。98年フランス、02年日韓、06年ドイツとワールドカップ(W杯)3大会に出場。ドイツ大会後の2006年(平18)7月3日に現役を引退。国際Aマッチ77試合出場11得点。オリンピックにも96年アトランタ、00年シドニーの2大会に出場した。

引退後は世界約90カ国、150以上の都市と日本全国を旅した。その中で、日本酒のおいしさと文化的可能性を強く感じたことから、15年に「株式会社JAPAN CRAFT SAKE COMPANY」を設立。日本酒開発やイベントコンサルティング、日本酒アプリ「Sakenomy」、日本酒のトレーサビリティーシステム「Sake Blockchain」の開発など幅広い活動を行っている。また、日本酒以外にも日本文化を国内外に紹介するため、旅の軌跡を紹介するウェブメディア「に・ほ・ん・も・の」や、厳選した作り手を紹介し多言語で出版される書籍「に・ほ・ん・も・の」(KADOKAWA)など、多くのメディアで情報を発信している。

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