モーリー・ロバートソン氏「トランプ圧勝」に私見 石破茂首相は交渉次第で勝算あり
日刊スポーツ / 2024年11月8日 13時47分
国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏が8日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。米大統領選の結果について解説した。
開票前は大接戦と言われていたが、結果は共和党のドナルド・トランプ前大統領が民主党のカマラ・ハリス副大統領に圧勝した。
「アメリカの有権者は、経済問題を深刻に受け止めている。アメリカ全体ではGDPやいろんな指標で軟着陸。でも、分配で格差がある。中から下の人があえいでいる状態。ここに倫理的正義、社会の多様性や進歩、価値観の進歩を訴えていた民主党がなかなか届かなかったという結果だったと思います」と語った。
石破茂首相は電話で5分間、トランプ氏と早速話した。今後、G20サミット(18~19日、ブラジル)の後、訪米して首脳会談の可能性があるという。「石破さん的にも日本の国益的にも勝算はあると思います。日本の陰影とか、墨絵とか、曖昧模糊(もこ)ではなく、トランプさんは漫画みたいにガチッとハッキリした太い線で書かれたようなのが大好き。目鼻がパッチリした顔のようなコミュニケーションがあれば、メリットがあると本能的に日本に来てくれそう」とコメントした。
交渉術や、交渉の場での姿勢についても言及した。「石破さんは両院議員懇談会でおわびから入ったが、それは日本のマニュアル。逆転で行った方がいいと思う。アメリカではおわびをしたら絶対ダメ。おわびをする人は弱いとみられる。選挙に負けても、負けてないとトランプさんは言い続けた。それに似たような匂いを出すことが大事。シンゾー(安倍晋三元首相)とは違うけど、シゲルは何かやってくれるかもと期待を抱かせる述が成り立てば、新しい方程式が生まれるんじゃないかと思います」と、策を授けていた。
この記事に関連するニュース
-
田中真紀子氏 石破茂首相に“急告” トランプ氏に「できるだけ会わないで様子を見た方が」
スポニチアネックス / 2024年11月11日 19時25分
-
宮澤博行氏「とことん一緒に酒を飲む」石破首相とトランプ氏の付き合い方提案も困難判明
日刊スポーツ / 2024年11月10日 18時32分
-
「シゲル」と呼ばれても 【政眼鏡(せいがんきょう)-本田雅俊の政治コラム】
OVO [オーヴォ] / 2024年11月8日 10時27分
-
トランプ圧勝の背景…Z世代男性を取り込んだ「意外なSNS活用」とは? 再選で真価が問われる石破首相の”交渉力“
集英社オンライン / 2024年11月8日 7時0分
-
トランプ前大統領「圧勝」で石破茂首相どうする? 〝選挙の神様〟藤川晋之助氏の見解は
東スポWEB / 2024年11月7日 5時4分
ランキング
-
1斎藤氏再選で「兵庫県民を批判」する人の"盲点" 「疑惑」に乗っかった稲村氏の戦略もまずかった
東洋経済オンライン / 2024年11月22日 8時40分
-
2百合子さま葬儀に3億2500万円=国費から支出
時事通信 / 2024年11月22日 10時22分
-
3「うるさいから帰れ」と言われ逆上 元交際相手が寝ている布団に包丁突き刺す 55歳無職の女を逮捕 札幌市
北海道放送 / 2024年11月22日 8時42分
-
4暗躍する悪質ホストの歌舞伎町スカウト「さらすぞ」 闇バイト募集と同じ手口 深層 歌舞伎町
産経ニュース / 2024年11月21日 21時6分
-
5トヨタ車体いなべ工場に向かうマイクロバスが川に転落 11人けが 運転の58歳男性が腰骨折の重傷 「3メートルほど下に…」三重・桑名市
CBCテレビ / 2024年11月22日 12時29分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください