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玉木雄一郎代表に「最低だ」同僚からも…「待望論」に自ら水差す不倫報道 国民民主党にも大打撃

日刊スポーツ / 2024年11月11日 20時22分

厳しい表情で街頭演説に臨む国民民主党の玉木雄一郎代表(撮影・千葉一成)

衆院選の大躍進で「超モテ期」に突入していた国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が11日、元グラビアアイドルとの「不倫デート」を報じられた。玉木氏は会見して事実を認め、謝罪。「強く叱責(しっせき)された」妻に「謝っても謝りきれない」と涙ながらに語った。夜には都内で街頭演説し、聴衆に「生謝罪」した。報道直後に事実を認め謝罪した対応には評価もあるが、かねてささやかれていた脇の甘さが露呈。国民の「玉木待望論」に自ら大きく水を差してしまった。

     ◇      ◇     ◇

衆院選で自民党への「批判票」を集め、一気に政界のキーマンに躍り出た玉木氏が「自業自得」のスキャンダルを突きつけられた。この日朝、「FLASH」のウェブ記事が、元グラビアアイドルで、玉木氏の地元・香川の「高松市観光大使」を務めるタレント小泉みゆき(39)との不倫や「深夜密会」を報道。玉木氏は、石破茂首相との党首会談を終えた後の記者会見を、急きょ設定。「おおむね事実です」と報道内容を認め、妻に「こんな大事な時に何をやっているのか、と強く叱責された」と明かした。

小泉とは、地元のイベントで同席する機会が多かったという。男女の関係か、などの生々しい質問には「妻にはすべて話し、その上で叱責を受けた。あくまでプライベートの問題。家族の意向や相手もある」と多くを語らず、小泉の名前にも触れなかった。

旧大蔵省在省中に留学したハーバード大の教会で学割を使って挙式した妻は、東京の活動も多い玉木氏に代わって、地元の香川2区を守る。妻から「いちばん近くにいる人を守れない人は、国を守れない」と痛烈な言葉を突きつけられたという玉木氏。「私の妻はですね…日本一、夫のために地元を守ってくれる妻です」と、涙目になりながら言葉を絞り出した。「妻子ある身で他の女性に好意を持った事実は本当に申し訳ない。許してもらえないかもしれないが、妻には一生謝罪を続けたい」と述べた。

衆院選後、注目を集める中での「不倫」報道。「正直、浮かれた部分もあったと思う」「ひとえに私の心の弱さ」と釈明を続けた。

この日初登院した新人議員への初あいさつが、謝罪の場に。長く「党の顔」を務める玉木氏の代わりはおらず、党内で代表辞任を求める声は出ずに続投が確認されたが、同党の伊藤孝恵参院議員はこの日、X(旧ツイッター)に「最低だ。国会が『対決より解決』の政策議論を取り戻せるかもしれない千載一遇のチャンスに何やってくれてんだよ」と厳しく記した。

潔く認めて謝罪し、火消しを急いだが、「103万円の壁」引き上げを自民党に強く迫り、「首相待望論」まで出ていた玉木氏と党には大打撃だ。玉木氏はもともと予定されていた11日夜の街頭演説に現れ、聴衆に「生謝罪」した。「頑張れ」と温かい声援が多く飛んだが、女性問題というアキレス腱(けん)を抱え、これまでの期待もしぼみかねない状況だ。【中山知子】

◆小泉みゆき(こいずみ・みゆき)1985年(昭60)4月23日、香川県出身。タレント・元グラビアアイドル・元レースクイーン。2019年から高松市観光大使。特技はうどんを打つこと、空手。趣味はピアノ、書道。165センチ、BWHは85-57-86。血液型B。

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