三重県志摩市「あのりふぐ」 東京のアンテナショップで初のPRイベント
日刊スポーツ / 2024年11月12日 13時30分
三重県志摩市の高級子ブランド魚「あのりふぐ」をPRする、「志摩だけで食べられる天然とらふぐ『あのりふぐ』紹介イベント」が11日、東京・日本橋室町にある同県アンテナショップ「三重テラス」で初めて開催された。
現地から水揚げされた16匹の天然トラフグが「てっさ」「焼きふぐ」「唐揚げ」「ふぐ汁」となって振る舞われた。特に弾力のあるてっさ、焼きふぐは好評だった。
このフグは、三重・熊野灘から静岡・遠州灘(伊勢湾を含む)にかけて漁獲された700グラム以上の天然トラフグ。黒潮にもまれて尾が太いのが特徴だ。志摩市在住のふぐ漁師23人が、伊勢湾をまたがる愛知県の漁師と協同で連携して漁場やはえ縄を入れる順番を決めるなど、資源を管理する方式を取っている。鮮度を保つため、生きたまま船上のいけすで、1キロいくらで値段をつけて取り引きして入札される。
貴重な水産資源を守るために地元人達がお金を出し合い、1986年(昭61)から稚魚4万匹を放流。翌87年には中間育成した稚魚10匹匹を放流した。以来、県の水産試験場で孵化(ふか)、育成した稚魚を毎年放流している。03年8月には「あのりふぐ協議会」も発足させた。水産業の関係者だけではなく、観光、飲食に携わる人たちも含めて、地元のブランド魚として売り出してた。
真珠で有名な英虞(あご)湾、賢島などがある志摩市内の29の飲食店やホテルなどで、このトラフグは来年3月まで提供の予定。橋爪政吉市長は、「地元の漁師が厳しい漁獲制限、資源の管理をして、いかにおいしく届けられるか考え抜いて提供している、志摩へ来ないと食べられない商品。ぜひ、志摩市を訪れてそんな思いを体感して食べてもらいたい」と宣伝していた。
この記事に関連するニュース
-
漁獲量減少も…サケの遡上がピーク 子どもたちに自然を大切にする気持ちを伝える にかほ市
ABS秋田放送 / 2024年11月12日 17時49分
-
三陸の海に“海洋熱波” 海面水温“異常上昇”…伊勢エビにも異変…桝が目撃【バンキシャ!】
日テレNEWS NNN / 2024年11月11日 10時31分
-
漁業者らと交流、熱心に耳を傾け 天皇、皇后両陛下の大分訪問1日目
毎日新聞 / 2024年11月10日 6時0分
-
漁師の仕事への理解深めて 中学校で出前授業 キジハタの稚魚を放流
南海放送NEWS / 2024年10月30日 11時6分
-
夫婦岩と伊勢湾眺望&美味!! かき小屋が11月1日にプレオープン!
PR TIMES / 2024年10月29日 13時30分
ランキング
-
1国民・玉木代表の不倫問題 党の倫理委員会が調査へ
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月13日 14時41分
-
2トヨタ本社工場で火事 実験車両が燃える けが人逃げ遅れなし
CBCテレビ / 2024年11月13日 13時32分
-
3敦賀原発2号機 再稼働の前提となる審査「不合格」決定 原子力規制委の発足後初 日本原電は「大変残念」とコメント
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月13日 16時4分
-
4トランプ再登板で日本人の生活はどう変わるのか 第2次トランプ政権にとって主要な武器の中身
東洋経済オンライン / 2024年11月13日 7時30分
-
5敦賀原発2号機、再稼働不許可を正式決定 活断層否定できず 規制委
毎日新聞 / 2024年11月13日 11時21分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください