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田崎史郎氏が迫る 国民・玉木代表に進退判断の時期「12月中旬ごろには考える?」その背景とは

日刊スポーツ / 2024年11月13日 5時30分

国民民主党の玉木雄一郎代表(2024年11月12日撮影)

政治ジャーナリストの田崎史郎氏は12日夜、BS-TBS「報道1930」(月~金曜午後7時30分)に出演し、元グラビアアイドル小泉みゆき(39)との不倫報道を認めて謝罪した国民民主党の玉木雄一郎代表に、進退問題についてただした。

2016年、妻の妊娠中に不倫を報じられた元衆院議員の宮崎謙介氏や、今年「パパ活」を報じられた宮沢博行元衆院議員は、女性問題発覚を受けていずれも議員を辞職している。異性問題を踏まえ、役職を辞した自民党議員もいる。

キャスターの松原耕二氏に「少なくとも役職を辞めているケースが多い」と指摘された田崎氏は「そうですね」とした上で、国民民主党が11月11日の両院議員総会で、玉木氏の代表続投を容認したことを踏まえ「(国民には)玉木さんに代わる(代表候補の)人が実際にいない。前原誠司さんが去年11月に離党し、党内に反対勢力がいない状況だ」と指摘した。一方で「党内の論理で続投されるのは分かるが、こういう方々(宮崎氏や宮沢氏ら)が辞めていかれ、その当時言われたのは『(不倫問題は)公人にあるまじき行為』ということだ」と、国会議員に不倫問題が発覚することの事態の重さを指摘した。

玉木氏は「政治家の出処進退は自ら判断するもので、私もそこは判断をしていきたい」とした上で「代表については党内の議員から選ばれた地位。両院総会ではいろんな意見をいただいたが、最終的には全会一致で(首相指名選挙で)玉木と書こうということになった」「いろんな意見があったのは事実だが、組織として決めたこと。私としては申し訳ない気持ちでいっぱいだ」などと主張した。

松原キャスターに「しばらく謹慎は考えないのか」と問われた玉木氏は、「今はどんなに批判をされても、生き恥をさらしても、『103万円の壁』の引き上げに責任を果たし、少しでも信頼回復に努めたい」と、自民、公明両党との協議を通じた肝いり政策実現への執念を口にした。

田崎氏はこの玉木氏の発言を受けて、「『103万円の壁』は、12月中旬くらいには結論が出る。そこで1回、自身の進退は考えるのか」と指摘。自民党で行われる2025年度の税制改正をめぐる議論が12月中には結論が出ることを念頭に、このタイミングで自身の進退について判断するのか、玉木氏に迫った。

ただ、玉木氏はこの指摘には直接答えず、「今は『103万円の壁』の引き上げに、命がけで取り組んでいきたい」と述べるにとどめた。

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