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二宮和也が山崎貴監督うならせた「聴覚奪うとゴジラ悲しい」引き算新視点に「感動」タッグも熱望

日刊スポーツ / 2024年11月13日 21時50分

「SUITS OF THE YEAR2024」でアート&カルチャー部門に選出された二宮和也(撮影・村上幸将)

嵐の二宮和也(41)が13日、都内で行われた「SUITS OF THE YEAR2024」(スーツ・オブ・ザ・イヤー)に出席し、ともに受賞者として登壇した山崎貴監督(60)がゴジラ映画の新作映画製作を発表したばかりの中「ゴジラが悲しく見える」と新たな見方を示し、山崎監督をうならせた。

同監督も「日本を代表する俳優の1人、良いチャンスがあれば、お願いしたい。芝居は、うまいことはお墨付き。包容力がある」とタッグを熱望。二宮も「決まりました!」と笑みを浮かべた。

賞の今年のテーマ「五感を刺激する」を受け、二宮は「ゴジラは怖いものなんですけど、聴覚を奪うと、僕はゴジラは悲しく見える。BGM、環境音、逃げる人の声がなくなると、何のために吠えているんだろうと…」と語った。そして、自らの芝居についても「五感の1つを奪うことで、また違う表現が届くのが面白い。セリフを消せと言っているのではなく。響き方が違うように、自由度を上げて生きたい」と語った。山崎監督は「最後、引き算できる人なんですよ。あのレベルになると、どれだけ引き算できるか。ちょっと感動しました。感性の鋭い人は、別のものを見る。ある視点から見ると、悲しく見える。さすがです」と絶賛した。

質疑応答で、山崎監督に、二宮の見識が新作のゴジラ映画に生きるか? と質問が出た。「僕も引き算ができる人になりたいけれど、できないので、さすがだなと。クリント・イーストウッドの演出を受けた時、どんな感じだったのか聞きたくて、舞台裏で個人インタビューした」と明かした。二宮はイーストウッド監督の06年の米映画「硫黄島からの手紙」に出演しており、裏話をたくさん聞けたようで「メチャメチャ、深い話が聞けた。相当、良い情報をいただいたので一気に収穫があった(新作ゴジラ映画に)生きるかどうか、ちょっと分からないですけど、将来的に…いい話だったので」と笑みを浮かべた。

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