まるで映画のワンシーン!? 渡邉美穂の涙にハンカチを差し出す木村柾哉

原作者幸田もも子さんとの思い出を涙で語る渡邉美穂

元日向沢46渡邉美穂（24）INI木村柾哉（27）が15日、都内で、ダブル主演する映画「あたしの！」（横堀光範監督）大ヒット舞台あいさつに出席した。2人は初共演。

同作は別冊「マーガレット」で連載された幸田もも子さんの同名漫画を映像化した青春ラブコメディー。渡邊は思ったことは即行動、真っすぐでうそがつけない女子高生の関川あこ子、木村は全校女子のあこがれで学校イチの超人気者・御共直己を演じている。

サプライズで幸田さんからの手紙が読み上げられた。渡邊は「撮影が終わったあと、ももこ先生に『本当に大丈夫でしたか？』って不安から聞いてしまいました」と涙ながらに振り返った。「そのときに『私がGOを出したからには大丈夫だから、私がいいって言って世に出て行くんだから、何も心配しなくて大丈夫』と言ってくださった」と明かした。「先生には包み込んでもらい、この作品をやらせてもらって良かったなと思っています」と続け、「この作品が先生にとってもいい思い出になれば、それだけでも、やらせてもらったかいがあります」と話した。

話し終わりに隣の木村がそっとハンカチを差し出すと「えっ、どこから持ってきたの？」と驚き、「本当に大丈夫？」と話すと、客席に背を向け涙を拭った。

木村は「初めての大役に不安もあった」と振り返り、「この映画をきっかけに1つ成長できたと感じています」と話した。「監督だったから伸び伸びできてし、みんなも温かかった」とし、「今後この経験を生かしていけたらいいなと思える作品になりました」とアピールした。

この日、横堀監督（38）齊藤なぎさ（21）山中柔太朗（22）も登壇した。横堀監督は出演者から「学生時代ヘビー系のバンドをやっていたんですよね」と暴露され、自ら「ヘビーメタルバンドで歌っていました」と明かした。