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【竜王戦】攻める佐々木勇気八段、守る藤井聡太竜王 第4局茨木対局は藤井が62手を封じる

日刊スポーツ / 2024年11月15日 19時36分

竜王戦7番勝負第4局に臨んだ佐々木勇気八段(左)藤井聡太竜王(外部提供)

藤井聡太竜王(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖=22)が佐々木勇気八段(30)の挑戦を受ける、将棋の第37期竜王戦7番勝負第4局が15日、大阪府茨木市の複合施設「おにクル」で始まり、午後6時過ぎ、後手の藤井が62手目を封じて1日目を終えた。シリーズ対戦成績は藤井の2勝1敗。藤井が竜王4連覇、佐々木はタイトル初挑戦で初タイトル獲得を目指す。

先手の佐々木が角換わりの戦型を選択。相早繰り銀と進み、佐々木が27手目に渾身(こんしん)の研究手をぶつけた。攻める佐々木に守る藤井。長い中盤の戦いで藤井が長考を重ねた。藤井の残りの持ち時間は2時間53分。佐々木は5時間30分。持ち時間では約2時間30分の差がついた。形勢はほぼ互角だが、一つ間違えれば、イッキに形勢が傾きそうだ。2日目は16日午前9時に再開する。【松浦隆司】

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