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【竜王戦】藤井聡太竜王の封じ手は攻めの一手 激しい攻め合いへ 第4局再開

日刊スポーツ / 2024年11月16日 10時8分

竜王戦7番勝負第4局2日目に臨んだ藤井聡太竜王(日本将棋連盟提供)

藤井聡太竜王(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖=22)が佐々木勇気八段(30)の挑戦を受ける、将棋の第37期竜王戦7番勝負第4局が16日、大阪府茨木市の複合施設「おにクル」で再開された。シリーズ対戦成績は藤井の2勝1敗。藤井が竜王4連覇へあと1勝に迫るか、佐々木が再び、タイに追いつくか。注目の一戦だ。

藤井は前日と同じ和装姿で対局室に現れた。両対局者は記録係が読み上げる前日の手順を盤上に再現した。立会人の久保利明九段(49)が藤井の62手目の封じ手を開け、「封じ手は後手9八香成です」と読み上げた。攻めの一手だった。2日目は激しい攻め合いになりそうだ。

竜王戦は全国を転戦し、1局を2日かけて戦う持ち時間各8時間の7番勝負。先に4勝を挙げた方がタイトルを獲得する。昼食休憩を挟み、対局は夜までに決着する見込み。

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