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【竜王戦】藤井聡太竜王「負けました」〝鬼手〟不発 7番勝負では2度目の2勝2敗のタイに

日刊スポーツ / 2024年11月16日 15時46分

立会人の久保利明九段(左)が封じ手を読み上げると、盤の駒を動かす藤井聡太竜王(右)、中央は佐々木勇気八段(日本将棋連盟提供)

藤井聡太竜王(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖=22)が佐々木勇気八段(30)の挑戦を受ける、将棋の第37期竜王戦7番勝負第4局が15、16の両日、大阪府茨木市の複合施設「おにクル」で行われ、先手の佐々木が藤井を下し、シリーズ対戦成績を2勝2敗のタイにした。佐々木はタイトル初挑戦で、タイトル奪取を目指す。藤井が7番勝負のタイトル戦で2勝2敗のタイスコアに並ばれたのは2度目。第5局は27日、和歌山市「和歌山城ホール」で行われる。

藤井が深々と頭を下げた。「負けました」。第4局は、先手の佐々木が角換わりの戦型を選択。相早繰り銀と進み、佐々木が27手目に研究手をぶつけた。藤井は時間を使わされる展開になり、長考に沈んだ。

2日目、佐々木の猛攻に逆転のきっかけをつかもとうしたが、厳しい局面が続いた。終盤は勝負手を重ねて、容易に土俵を割らない指し回しを見せる。敗勢を耐え、起死回生の“鬼手”を模索したが、不発に終わった。

7番勝負のタイトル戦で2勝2敗のタイスコアに並ばれた23年2月、羽生善治九段との王将戦7番勝負第4局で黒星を喫し、2勝2敗になって以来、約1年9カ月ぶり。

佐々木は当時デビューから負けなしの29連勝の新記録を達成した藤井の30連勝を止めた「藤井を止めた男」としても知られる。

藤井が勝っていれば、竜王4連覇に向けて一気に加速するところだったが、再びタイに追いつかれた。第5局が正念場になる。

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