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立花孝志氏、斎藤元彦氏に敗北の稲村和美氏は「何で自分が落選したか分かってない」能力は評価も

日刊スポーツ / 2024年11月17日 22時21分

元兵庫県知事の斎藤元彦氏(2024年9月26日撮影)

知事失職に伴う兵庫県知事選は17日投開票の結果、無所属の前職斎藤元彦氏(47)が、元尼崎市長稲村和美氏(52)ら無所属6新人を破り再選を確実にした。

斎藤氏の疑惑を否定する立場で無所属で立候補した、NHKから国民を守る党の立花孝志党首はニコニコニュースの開票特番にリモート生出演した。また稲村氏も斎藤氏の当確判明後、同番組にリモート出演。県職員や県民とのコミュニケーションを訴えたが、その点があまり争点にならなかったと語った。また、斎藤知事時代の県政のガバナンスの問題点が知事選の発端として「もともとこの問題がスタートした経緯と、今回選挙戦で(ネットで)拡散したストーリーに少しズレがあるのではないか」と振り返った。

これらの主張に対し、立花氏は「ネットの特徴で、テレビを見ていると総合的にやるので、自分にいいことも言ってくれるし自分に嫌なことも言ってくれるから、なるほど、と思うでしょうけど、ネットって自分が心地いい情報しか聞かない人が多い」と例をあげ「今の稲村さんの話を聞いていると、何で自分が落選したのか、よく分かっていらっしゃらない」と指摘した。

立花氏は「一方的な情報、心地いい情報を入手されておられるから、そういうストーリーになるんだろうな、と。これからは二分化、二極化していく。いい人なんだけど、そこを理解しないと政治やれないんですよね」と話すと「私がいけないことは、ここが足りてませんでした、だからここを一緒に、例えば副知事になってやっていきたい、とか、そういう形がベストなんだけど」と持論を展開。「自己分析されれば、斎藤さんと一緒にやっていけると思うんですよね。もったいないんですよね、稲村さんはまとめる能力高いので」と資質を認めた上で「今の話を聞いていると、もうちょっと敗因を、自分がダメだったことをもう少し分析されて、県政に入って欲しいと思いますけどね」とコメントした。

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