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玉川徹氏「選挙期間中に『パワハラはなかった』という話が…」野球中継で消滅した取材にも言及

日刊スポーツ / 2024年11月18日 12時34分

玉川徹氏(2019年撮影)

元テレビ朝日社員の玉川徹氏が18日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。17日投開票の兵庫県知事選において、無所属の前職斎藤元彦氏(47)が、元尼崎市長稲村和美氏ら無所属6新人を破り再選を果たした件に言及した。

番組では再選を果たした斎藤氏の選挙戦の舞台裏を特集した。同局のニュース番組「有働Times」(日曜午後9時56分)にコメンテーターとして出演する玉川氏は「野球が押して『有働Times』は1秒もなかったんですけど、その中で伝える予定だった取材の中身があって。選挙後に104人に聞いたんですが、62人が斉藤さんに投票していた」と明かした。

玉川氏は「なぜ斉藤知事に投票したか」を尋ねたといい「62人のうち、33人はSNSの情報を元に投票した。さらに、62人のうち、23人はパワハラがなかったと言っていた。パワハラについては結論が出ていないとはいえ、既存のメディアは『パワハラがあった』と報じている。でも、一方でこの選挙期間中に『パワハラはなかった』という話がどんどん大きくなっていった」と指摘した。

今回の選挙ではSNS戦略が大きく影響したと言われているが「我々、既存メディアは公職選挙法という法律があって、ここに非常に強く縛られるんですよ。誰かのことを報じたら、同じ分数だけ同じだけやらなければいけない、全候補者ですよ。本当は工夫しないといけないけど、どんどん情報が少なくなっている」と解説した。

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