【紅白歌合戦】50周年アルフィー41年ぶり、イルカは32年ぶり…〝復活出場〟相次ぐ

第75回NHK紅白歌合戦に初出場が決まった8組のグループや歌手（撮影・千葉一成）

NHKは19日、都内の同局で大みそかの「第75回NHK紅白歌合戦」（午後7時20分）出場歌手発表会見を行い、出場歌手41組と特別企画枠の一部を発表した。今年は記念イヤーを迎えているアーティストも多く、“復活出場”組も相次いだ。

デビュー50周年のTHE ALFEEは1983年（昭58）以来、41年ぶりに出場が決まった。74年に「夏しぐれ」でデビューした同バンドは、83年に「メリーアン」が大ヒットし、同年の紅白に初出場。記念イヤーの今年は、デビュー日に東京・有明アリーナでプレミアムライブを行うなど、精力的に活動していた。

また白組では、デビュー30周年を迎えているGLAYが、99年以来25年ぶりの出場となった。97年に初出場（「HOWEVER」を歌唱）してから、98年（「誘惑」）、99年（「サバイバル」）と3年連続で出場しており、久々の紅白の舞台となる。今年は30周年記念ライブ「GLAY EXPO 2024－2025」を開催し、99年に千葉・幕張メッセ駐車場で開催した伝説の20万人動員ライブのセットリストを、25年ぶりに再現するなど、記念イヤーを駆け抜けている。

紅組では「なごり雪」で知られるイルカが、92年以来、32年ぶりに出場する。92年も“対戦”した南こうせつも今回出場発表されており、演出にも注目が集まりそうだ。

今年のテーマは「あなたへの歌」。司会は有吉弘行、橋本環奈、伊藤沙莉、鈴木奈穂子アナウンサーが務める。