32歳車椅子アイドル、殺害予告を受けた過去明かし文面公開「誹謗中傷はもっと厳罰化するべき」

仮面女子の猪狩ともか（2023年撮影）

事故で脊髄を損傷し車いすで活動している、アイドルグループ仮面女子の猪狩ともか（32）が20日、X（旧ツイッター）を更新。過去に殺害予告を受けていたことを明かした。

「車いすインフルエンサー」にXを通じて殺害予告をおこうった20代会社員が強迫容疑で逮捕された記事を引用し「私も過去に殺害予告をされました」と書き出した。

続けて「同じ人から『家燃やす』『殺す』などのDMが何度も送られてきました」と打ち明け、相手の名前を伏せた状態でのDMのやりとりを公開。「※私はこの方の行動に何か影響を与えるようなことは一切していません」と補足した。

そして「『どうせ口だけだろう』と思いつつも、『でももしかしたら本当に行動に移すかもしれない』と思うと本当に怖いですし、殺害予告をされた当時の外出時は警戒しながら行動していました。車椅子に乗ってる状態で実際に襲いかかられたら力で勝てる自信はありませんし、逃げ隠れるのも難しいと思います」とつづった。

最後に「実際自分が受けて思うのはSNSでの攻撃は現実の暴力と同じです。誹謗中傷はもっと厳罰化するべきだと思います」と投げかけた。

猪狩の投稿に対し「現状では被害が起こらないと警察も動かない(＝動けない)、、とは思いますが　どのような文面でどんな具体的な内容で自身がどう感じたか、などを所轄の交番か警察署に相談して頂くのがいいかと思います。もちろん代理の方でも問題ないと思います」「本当にそう思います。さぞや不安な気持ちになられたと思います。ただ誹謗中傷を厳罰化と言っても、あまりに多いので、対応しきれないかもしれません。ここは、勇気を持って警察などに報告出来たらと思います」「これはひどい……」などのコメントが寄せられていた。