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長尾謙杜が映画初主演、ヒロインは當真あみ「あたたかい作品」25年公開「おいしくて泣くとき」

日刊スポーツ / 2024年11月22日 7時0分

映画「おいしくて泣くとき」ティザーポスタービジュアル

なにわ男子の長尾謙杜(22)が、映画「おいしくて泣くとき」(横尾初喜監督、25年4月4日公開)で劇場映画初主演を務めることが21日、分かった。男女の初恋、友情、別れ、30年にわたる「人が人を想う心」を描いた感動作。ヒロイン役を當真あみ(18)が演じる。

原作は人気小説家、森沢明夫氏(55)による同名小説。ともに孤独な背景を持つ心也(長尾)と夕花(當真)は、ひょんなことから距離を縮めていくが、ある事件をきっかけに夕花は姿を消し、2人は引き裂かれてしまう。心也は交わした約束を胸に彼女を待ち続け、突然の別れから30年の時を越えて、彼女の秘密が明らかになっていく。

主演の長尾はNHK大河ドラマ「どうする家康」や来年1月公開の映画「室町無頼」に出演するなど、俳優としても躍進中。今作は、豊かな表現力を買われて主演に起用された。作品について「いろんな悩みや気持ちを抱えている人が登場して、みんなの気持ちが混ざり合ってクライマックスに向かうのが面白く、そしてなんといってもあたたかい作品です」と紹介。「観客の皆さまにも、作品を通して気付いていただけることがたくさんあると思いますし、その先になにかつながるものがあるといいなと思います」とコメントした。

ヒロイン役の當真は、「カルピスウォーター」14代目CMキャラクターを務めるなど、清涼感あるビジュアルが印象的な注目の若手。「誰かを思いやる気持ち、その気持ちがもたらす温かい幸せを、ぜひ劇場で見ていただきたいです」と呼びかけた。

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