小池百合子知事、石破茂首相の外交マナーは「そこばっかり切り取られると、ちょっと気の毒」

小池百合子都知事（2024年10月21日撮影）

東京都の小池百合子知事は22日の定例会見で、石破茂首相が一部から批判された、アジア太平洋経済協力会議（APEC）首脳会議出席時の外交上のマナーについて、持論を語った。

報道陣から質問が出ると「そうですねえ」と笑いながら、「石破さんはこれまでも、こういう国際的な会議のご経験もあると思いますし、特にそこばっかり切り取られると、ちょっと気の毒だなあと思ったりもいたしますけど」と気遣った。

その上で「せっかくのチャンスですから、他の場面ではいろんな交流もされていたのではないかなと、思っております」と推察した。

石破首相は14日から21日までの日程で外遊。15日のAPEC首脳会議では開始前、席にあいさつに来た各国首脳に対し、立ち上がらずに対応した姿がネット上で拡散。マレーシアのアンワル首相やカナダのトルドー首相が石破首相の元を訪れて握手をしたが、立ち上がることはなく、X（旧ツイッター）では「日本の恥」がトレンド入りしていた。