「よ～いドン！フェス」開幕 円広志「最初はこんなに続くとは思わなかった」

「よ～いドン！」フェスの乾杯イベントを行った円広志（左）と山之内すず

「カンテレ祭り！よ～いドン！フェス2024」が22日、大阪・扇町公園などで開幕した。

カンテレの人気番組「よ～いドン！」は放送スタートから17年目。今回は「よ～いドン！歌謡祭」「よ～いドン！お笑い寄席」などのイベントがめじろ押し。当初から「となりの人間国宝さん」コーナーなどに出演してきた円広志（71）は乾杯イベントを重ねるうちに本気で酔ってしまった。「お祭りですからね。目いっぱい楽しんでますよ」とご機嫌な表情だった。

番組スタート時は55歳。「最初はこんなに続くとは思わなかった。2年目から視聴率がグンと上がって、皆さんのおかげですよ」と語る円に、月亭八光（47）が「円さんにはパワーと執念があった。借金があったので必死だったんですよ。今も借金があるんで、番組はまだまだ続きます！」とナイスフォロー。

参加して2年の山之内すず（23）は「私がものごころついた時から番組を見てました。きょうのフェスでも『見てるよ！』と声をかけてくれて、関西らしい人の温かさを感じています」と笑顔を見せた。

町で出会った人から話を聞く「となりの人間国宝さん」は関西では誰もが知る名物コーナー。「超人気スターがロケに行ったら大騒ぎになるし、八光みたいな中途半端なタレントがちょうどいいんです。僕らが会いに行っても、緊張する人はいませんし。だから僕は、あえてヒット曲を出さないようにしているんです」と長寿の秘訣（ひけつ）を円が解説。「できたら毎年、フェスをやってみたい」と今後を展望していた。

このイベントは23、24日も同公園で行われる。