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斎藤元彦知事、テレビや新聞も「大事なメディア」SNSとともに「うまく共存する社会に」

日刊スポーツ / 2024年11月23日 10時25分

斎藤元彦知事(24年11月撮影)

11月17日投開票の出直し兵庫県知事選で再選された斎藤元彦知事(47)は、23日に放送された日本テレビ系「ウェークアップ」(土曜午前8時)の中で、同番組の中谷しのぶキャスターのインタビューに応じた。 県議会による不信任決議で失職し、当初は劣勢とみられた斎藤氏が勝利した要因の1つに、SNSを駆使した選挙戦を展開し、有権者に広がったことが挙げられている。

「(SNSでは)『告発文書自体が捏造(ねつぞう)だったのではないか』『既得権益に立ち向かった結果、陥れられたのではないか』という発信も広がっていったと思う。SNSのそういった指摘について、どう思いますか」と問われた斎藤氏は「SNSでの誹謗(ひぼう)中傷は冷静にやっていかないといけないと思うが、今回については、県民のみなさんがテレビや新聞だけではなく、SNSなどいろんなものを見られて自分自身で判断されたことが大きかったと思います」と強調した。

これに対し、中谷キャスターが「知事が考えるテレビや新聞、SNSの役割をどう考えているか」と問うと、斎藤氏は「いずれも大事なメディアだと思う」と指摘。その上で「これまでもテレビ局や新聞は、それぞれの記者さんが取材を重ねて伝えるということを、発信してきたと思う。SNSは逆にいうと、だれにでも発信ができ、自由さがあるというところで、違う」と述べた上で「この2つがうまく共存していくという社会になっていくのではないかと思います」と述べた。

インタビューは事前に収録された。

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