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【流行語大賞】トップ10入り逃したノミネート20語「カスハラ」「新NISA」など選外

日刊スポーツ / 2024年12月2日 14時0分

「2024ユーキャン新語・流行語大賞」表彰式(撮影・浅見桂子)

今年を代表する言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が2日、都内で行われ、TBS系1月期の連続ドラマ「不適切にもほどがある!」の略語「ふてほど」が年間大賞に選出された。

入団初年度で世界一に導いたドジャース大谷翔平投手(30)の「50-50」は年間大賞にはならなかった。

スポーツ系ではパリオリンピック(五輪)総合馬術日本代表チームの代名詞「初老ジャパン」、パリ五輪陸上女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花(26=JAL)の「名言が残せなかった」がトップ10に選出。芸能系ではHIP HOPユニットCreepy Nutsのヒット曲「Bling-Bang-Bang-Born」、Netflixシリーズ「地面師たち」内のセリフ「もうええでしょう」がランクイン。社会系では「裏金問題」「界隈」「新紙幣」「ホワイト案件」が入った。

事務局では、今年の傾向を「2024年は1月に能登半島地震が発生し暗いニュースからのスタートとなったが、オリンピック、大谷選手の活躍、ダンス動画関連のヒットなど、話題は数多くみられた。流行語としては、小粒がそろったと思われる。また『お金』にまつわる用語が数多く発生。責任をもたない風潮の世の中、光と闇が混在した年であり、嵐の前の静けさを感じさせる」としている。

トップ10に入らなかったノミネート20語は以下の通り。

▽「アサイーボウル」

▽「アザラシ幼稚園」

▽「インバウン丼」

▽「カスハラ」

▽「コンビニ富士山」

▽「侍タイムスリッパー」

▽「新NISA」

▽「ソフト老害」

▽「トクリュウ」

▽「南海トラフ 臨時情報」

▽「猫ミーム」

▽「はいよろこんで」

▽「8番出口」

▽「はて?」

▽「BeReal」

▽「被団協」

▽「ブレイキン」

▽「マイナ保険証一本化」

▽「やばい、かっこよすぎる俺」

▽「令和の米騒動」

◆ユーキャン新語・流行語大賞 1984年(昭59)に創設され、時代を反映する言葉を振り返る年末の恒例行事。審査委員会が毎年12月上旬にトップ10と年間大賞を選ぶ。昨年はプロ野球の阪神岡田監督の「アレ(A・R・E)」が年間大賞に選ばれた。

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