太田光「日本ネーミング大賞」でピエール瀧、河本太、松本人志、斉藤元彦知事をイジりまくり

「日本ネーミング大賞　2024」授賞式に出席した太田光（左）と太田光代タイタン社長

爆笑問題の太田光（59）と夫人で所属事務所タイタンの太田光代社長（60）が2日、都内で「日本ネーミング大賞」授賞式に出席した。太田は審査委員長、光代社長は特別顧問を務めている。

太田は「本日はお忙しい中、受賞者の皆さま、そしてオールドメディアの皆さま、私もオールドメディアを代表して（笑い）。この時期になってくるとレコード大賞、M－1、流行語大賞とか賞の季節になってくる。ライバルの流行語大賞が裏で、（漫画家）やくみつるさんとかがやっている」とあいさつ。

そしてNetflix「地面師たち」のせりふ「もうええでしょう」が流行語大賞の候補になっているピエール瀧（57）をいじった。「候補になっているピエール瀧に会ってきたんだけど『今は、まだやく（薬）に会いたくない』って言っていた」と、流行語大賞　の選考委員のやくみつる氏（65）と、2019年に麻薬取締法違反で懲役1年6カ月執行猶予3年の有罪判決を受けた瀧を合わせて笑わせた。

光代社長が「うちの会社も前半はいろいろあって」と話し始めると、太田は「ウエストランドがね」と、泥酔してタクシー運転手とトラブルを起こした後輩のウエストランド河本太（40）をいじろうとした。光代社長がにらむと、太田は「一番緊張する仕事。隣にかみさんがいるからね」と恐縮した。

光代社長が「おかげさまで、河本もお酒やめまして」と禁酒して仕事復帰したことを話すと、太田は「お酒をやめて『とうとう出たね』」と、昨年暮れに「週刊文春」に女性とのトラブルを報じられた松本人志が、今年1月5日にXでポストした「とうとう出たね」という言葉をいじった。

「地域ソウルブランド部門」に設定された大阪府の吉村洋文知事（49）がVTRであいさつすると、太田は「こんなことなら、兵庫県を選んどけばよかったな。そうすれば、あの人が出てきたのに」と、やり直し選挙で当選しながら、選挙違反問題がくすぶる斎藤元彦兵庫県知事（47）をいじった。

「レジェンド賞」のミツカン「味ぽん」について、太田は「僕は鍋が好きなんだけど、味ぽんが好きだった。味ぽんをたじわうために鍋を食べている。名前も『ドラえもん』みたいでいい。いつか『味ぽん』のアニメを作りたい。太田・F・光みたいに」と笑わせた。

大賞は762件のノミネートの中から、キリンビールが発売した新製品「晴れ風」が「ルーキー部門」と合わせて受賞。発表の際、太田はしっかりためて「私です」とお約束のボケ。さらに「もうええでしょ」と流行語大賞候補を重ねてから「晴れ風」と発表した。

太田は「これで5回目。やる度に思うのが、今の日本の賞品の名前というのは、今の日本人の願いが伝わってくる。今回は『晴れ風』、混沌（こんとん）とした時代に人々が思っている気持ちなのかなと思う。今年の大賞は、見た瞬間に『麒麟がくる』と思った。これが言いたかった」と、2020年のNHK大河ドラマの代目を挙げてボケた。そして「ぜひ、CMがくれば。だけど、テレビをみたら内村（光良）さんが出ていた」と笑った。

光代社長は「（太田は）お酒が飲めないから飲酒トラブルがありません。あと運転免許もないから、飲酒運転はあり得ません。次はよろしく」と話した。

授賞式終了後の囲み会見で「流行語大賞」の大賞が「ふてほど」に決定したと知らされると、太田は「そっちか、『不適切にもほどがある』か。『地面師』とどっちにいこうかと思ったんだけど。あんな不適切な者は許せない」とボケた。

そして、TBSドラマ「不適切にもほどがある」の脚本家の宮藤官九郎氏（54）について「クドカンは日芸の後輩なんです。彼は表なんです、僕は裏ですけど」と自身の日本大学芸術学部裏口入学騒動をいじると、光代社長から「ちゃんと裁判で勝ってんだから」と怒られた。

22日に決勝が行われる漫才日本一決定戦「M－1グランプリ」の審査員として、活動休止中の松本人志に代わって名前が挙がっていることについては「とてもじゃないけど、できない。多分、やったら大変な批判が来る。選挙特番の時よりひどいことになると思う」と否定した。

純烈の後上翔太（38）と、元AKB48横山由依（31）が結婚したことには、太田は「おめでとうございます。まぁ、私は知っていましたけどね。発表したんだ」とボケた。おしどり夫婦ぶりについて、光代社長は「これが最後の2ショットじゃないかと、いつも考えている。もうちょっと一緒に何かすれば、分かり合えるんだけど遠すぎる」と苦情。太田は「まぁ、みなさんのお力を借りて何とか…」と取材陣に助けを求めた。