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石破首相「ええええええ?」ヤジの方角ジロリとにらむ 企業団体献金への認識めぐり 代表質問

日刊スポーツ / 2024年12月2日 18時52分

石破茂首相(2024年10月28日撮影)

石破茂首相の所信表明演説に対する各党の代表質問が2日午後、衆院本会議で始まり、立憲民主党の野田佳彦代表がただした企業・団体献金に関する認識を問われた石破首相の反応に、野党の数が増えた本会議場内から「ええええええ?」と激しい疑問のやじが飛ぶ場面があった。

野田氏は、リクルート事件などを踏まえて約30年前に行われた「平成の政治改革」で、廃止が確認された企業団体献金について、石破首相が所信表明演説で触れなかったことを批判。「(一部が)今も見直されることもなく、政党本部や多くの政党支部で受け取っている。30年前の宿題の精算こそ、抜本改革の柱になると思う。企業・団体献金の廃止をなぜ、議論の俎上(そじょう)に載せようとしないのか」と、指摘した。

これに対し、石破首相は「自民党総裁として、あえて申し上げれば」とした上で「企業団体献金への考えは、各党会派でさまざまと承知している。政党として避けなければならないのは、献金によって政策がゆがめられること。これには、個人献金も企業団体献金も違いはございません」と述べると、野党席から「えー?」「ええええええ?」と、激しい疑問のやじが飛んだ。

「わが党としては…」と述べかけていた石破首相は、激しいやじの方をにらむように、答弁を一時ストップした。

少し時間をおいてもやじはやまなかったが、石破首相は「わが党としては」とあらためて口にした上で「企業・団体献金自体が不適切であるとは考えていません。他方で、企業団体献金を含む政治資金は、高い透明性を確保することが重要です」と訴えた。

石破首相に対しては、衆院解散当日に行われた10月9日の党首討論でも、非公認とした「裏金議員」が当選した場合、追加公認することを否定しなかった際に、「ええええええ?」と、厳しいやじが飛んだ。

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