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【竜王戦】優勢築いた佐々木勇気八段「そうか…」頭を抱える 藤井聡太竜王との激闘で「誤算」?

日刊スポーツ / 2024年12月11日 20時10分

竜王戦7番勝負第6局1日目を終えた佐々木勇気八段(日本将棋連盟提供)

藤井聡太竜王(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖=22)が佐々木勇気八段(30)の挑戦を受ける、将棋の第37期竜王戦7番勝負第6局が11日、鹿児島県指宿市「指宿白水館」で始まり、午後6時過ぎ、先手の佐々木が73手目を封じて1日目を終えた。

シリーズ対戦成績は藤井の3勝2敗。藤井が勝てば、竜王4連覇、負ければ初の7番勝負でフルセットを戦うことになる。

戦型は相掛かり。双方が飛車先の歩を突き合い、がっぷりと組み合った。研究手がかみ合ったのか、昼食休憩まで67手まで進み、イッキに終盤戦に突入した。佐々木が一時、優勢を築いたが、封じ手直前、71手目に佐々木が意表を突く9筋へ角打ちの強襲。次の藤井の一手に佐々木は「そうか…」とつぶやき、頭を抱えた。誤算があったのか、形勢はほぼ互角になった。対局は持ち時間が各8時間の2日制。2日目は12日午前9時に再開する。

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