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【竜王戦】藤井聡太竜王の竜王4連覇か…7番勝負初のフルセットか…第6局が再開

日刊スポーツ / 2024年12月12日 9時59分

佐々木勇気八段(右)、藤井聡太竜王(左)が見守る中、立会人の青野照市九段(中央)が佐々木の封じ手を封筒を開封(日本将棋連盟提供)

藤井聡太竜王(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖=22)が佐々木勇気八段(30)の挑戦を受ける、将棋の第37期竜王戦7番勝負第6局が12日、鹿児島県指宿市「指宿白水館」で再開された。シリーズ対戦成績は藤井の3勝2敗。藤井が勝てば、竜王4連覇、負ければ初の7番勝負でフルセットを戦うことになる。初のタイトル挑戦の佐々木が踏ん張ることができるか、注目だ。

藤井は前日と同じ和装姿で対局室に現れた。両対局者は記録係が読み上げる前日の手順を盤上に再現した。立会人の青野照市九段(71)が先手の佐々木の73手目の封じ手を開け、「封じ手は先手8六香です」と読み上げた。意表を突く一手だった。

シリーズは開幕局から第5局まで全て先手番が制している。2日目は激しい攻め合いになりそうだ。

竜王戦は全国を転戦し、1局を2日かけて戦う持ち時間各8時間の7番勝負。先に4勝を挙げた方がタイトルを獲得する。昼食休憩を挟み、対局は夜までに決着する見込み。

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