横浜流星の魅力は笑顔力? 大河ドラマ「べらぼう」演出絶賛「撮っていても元気が出る」
日刊スポーツ / 2024年12月16日 14時16分
2025年度NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(来年1月5日開始、日曜午後8時)の制作会見が16日、都内の同局で行われ、主演の横浜流星(28)らが意気込みを語った。
1700年代に“江戸のメディア王”と呼ばれた横浜演じる蔦屋重三郎(蔦重)の半生を描く物語。横浜は、完成した第1話を2日前に見たといい「撮影からも感じていましたが、新たな大河ドラマになっています。合戦はないですが、色濃い人間ドラマが描かれていて展開もスピーディーで痛快なエンターテインメント作品になっています。あまり知られていない人物だからこそ先入観なく見ていただけると思います」と紹介した。
10月には、THE RAMPAGE岩谷翔吾と協力し、自身が原案を務めた小説「選択」も出版した。多くの書物を世に送り出した蔦重との共通点を聞かれると「『選択』は出版まで4年かかりました。本作りの難しさ、大変さはやる前から感じていました」と語り、「蔦重を演じた経験を生かして2作目、3作目を同級生とともにこれからも届けたいなと思っています」とした。
また、演出を担ったNHKの大原拓氏は「この大河は初めてのことばかりです。この時代を取り上げることも初めて、吉原が舞台なのも初めてです。キャスト、スタッフも常に挑戦という形で撮影に挑んでおります」とあいさつした。
横浜の印象については「最初はかっこいい。今はかわいいです」と明かし「笑顔が好きなんですよね。蔦重のキャラクターって明るいよねと話していて、だからこそ人が集まってくる。だからメディア王になれる。みんなが集まってしまうキャラクターでありたいと思っています。横浜さんの笑顔を見るとこっちが撮っていても元気が出るというか、その笑顔力がすごいですよね。それが今までにない印象として残っています」とたたえた。
横浜はそうした大原氏らの声に「安堵(あんど)しています」と喜んだ。
脚本内容などを踏襲しながら演じることを心がけているとし「自分は脚本の世界や大原さんの演出を受けてその中で全力でやっています。よかったなと。やってきたことが間違ってなかったなと今、安心しています」と笑顔で語った。
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